245 :きまぐれ鬼女 2017/02/12(日) 00:14:16 ID:+g92sSYm0.net
1年前に発作的に書き込んだのが、いつも見るまとめサイトに載っていたので、続きを書いてみる。

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/01/25(月) 00:26:59.68
嫁は小中学校の同級生。
かれこれ30年ほど前の話。
中学時代の俺は超優等生で、通知票はほとんど10だった。
ある日の休み時間、俺の隣に座る女子の所に嫁がおしゃべりをしに来た。
美術の課題の彫刻を作っていた俺を見ながら、
「(俺)は何でもできるけど、子どもは産めないでしょ」と突っかかってきた。
俺は反射的に「じゃあ、お前が産んでくれよ」と返事をしてしまった。
嫁はみるみる真っ赤になった。
嫁が「…わかったわよ」と言うのと、俺が「冗談だ」と言うのは同時だった。
とたんに号泣しはじめた嫁に慌てて「冗談じゃないから、ホントだから」と必タヒに謝った。
気付けばクラス公認で結婚することが決まっていた。

嫁は色白で、背筋がピッと伸びていて、ものすごく字のきれいな優等生。
キリッとした眉毛の、ちょっと気の強い、端正できれいな女の子だった。
一方俺は虫取りや魚釣り、工作や剣道に明け暮れる典型的な田舎の男子。
そんな二人が中学校に入学し、成績はいつも俺が1番で嫁が2番だった。
2年になって同じクラスになり、嫁は自分より成績が良いのが俺だと知った。
上半身ネ果で北斗の拳ごっこをしているアホに負けているのが癪で仕方なかったそうな。
それで、嫁は事あるごとに俺に突っかかり、挑戦してきていた。
そのような状況で、上記の出来事が起きた。
嫁は俺に子どもを産んでくれと言われたとき、お腹が大きくなった自分と俺が手を繋いでいるイメージが浮かんで、「あぁ、こいつと結婚するのか」と思ったそうな。
それなのに「…わかったわよ」と言うのと同時に冗談だと言われ、悲しくて悔しくて腹が立って恥ずかしくて、混乱して号泣してしまったらしい。

その後は、順調にお付き合いをして、同じ高校、同じ大学に行って、卒業後に結婚しました。
嫁は約束通り3人の子どもを産んでくれました。
俺はAD/HDで軽くアスペなので、嫁がずっと一緒にいて助けてくれなかったらまともな人生は送れなかったと思う。
嫁にはとても感謝していて、今も嫁のことが大好きです。
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