171 :きまぐれ鬼女 2013/09/13(金) 12:28:11 0
今日から4連休なのに家族がみんな仕事や学校でいないので、ちょっと自分語りしてみる。

母親はシングルマザーで、とにかく「子どもを愛してる」ということを外にも内にもアピールして、
自分を認めてもらおうとしていた人だった。
3日ぐらい自分の食事を抜いて、俺の遠足の弁当を食べきれないほど異常に豪華にする。
自分はガリッガリでボロを着ているのに、子どもに高いブランド服を着させる。
今思うとミュンヒハウゼン症候群みたいなことも、けっこう頻繁にやってた。
高校受験の時、俺があまりにも思い通りにならなくて、包丁頻繁にもちだすようになったから、
中学卒業と同時に逃げた。
その後、母親がどうなったかは気になったけど、手紙一通送ったら、その消印から
そこに住んでる住んでないは別にして、そこに住んで探しまわる母親、という
自分に酔うだろうなって思ったら送れなかった。

そうして10年ぐらい経ったところ、仕事上で会った人が、タヒんだはずの父親だった。
実際俺の親で、俺と同じで、その母親から逃げただけで、タヒんでなかった。
最初は父親という実感もなかったけど、母から逃げる気持ちは分かったので
一緒に飲みに行く人になった。
しばらくして、父が母親の現在を、人をつかって調べた。
俺も母の中ではタヒんだことになっていた。そして母は精神病に認定されて、
施設で暮らしていることが分かった。
母が病気だったと分かった途端、子ども置いて一人で逃げた父のことがどうしても許せなくなり、
居酒屋で父親と大喧嘩。
毆って暴れたため警察沙汰になり、留置場入って仕事もくびになり、
当時結婚しようと思っていた彼女にも逃げられて自杀殳未遂までいったのが修羅場。

今は30代になり、あの修羅場がなければ、今の嫁や子どもとも知りあってないし、
両親も怖いだけの存在だったな、とは思えてるようになったのが救い。
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