きまぐれ鬼女-鬼女・不倫・浮気・修羅場系まとめ

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窓ガラス

508 :きまぐれ鬼女 2015/05/29(金) 12:32:39 ID:P4p
以前賃貸マンションの1階に住んでた時、裏の空地でボール遊びする子が絶えなくて
1階専用庭にボールが飛び込んでくることがよくあった。
ボールを返すたびにボール遊びは止めてねって注意してたけど全然聞き入れてもらえず、
小学校に連絡して注意もしてもらったけどダメ。
外壁にドーン!って当たることもあったから生まれたばかりの子がビックリして泣き出すし。
ある日、ソーラー式の壁掛け時計を買って
窓際で設置場所を考えていた時に軟式野球ボールが飛んできた。
窓ガラスをぶっちぎりで割って部屋に飛び込んできたんだが、その時に割れたガラスが私の眉の上を切った。
一瞬にして視界が真っ赤っか。
何事かと飛んできた夫は血まみれの私の姿を見てこんな顔になってた→ (゚Д゚;) ヒィィィィ
血がどくどく出て止まらなくて、クラッとしてきたので救急車を呼んだ。
傷は8センチ、幸いそう深くは無かったけど20針ほど縫った。
ボールを投げたガキは逃げて誰だか分からず、その後も謝りにも来なかった。
なので「ボールは証拠品として保存してあります。警察に届ける前に申告してください」と貼り紙をした。
そしたらすぐに母親と共にミスド()を持って謝りに来た。
母親は「母子家庭で生活が苦しく、子供にはゲームひとつ買ってやれないので外で遊ぶしかなかった」と
聞きもしない事情を一気にしゃべった。
「借金で首が回らず、給料日まで生活がもつかどうか・・・」「別れた夫からの養育費も滞ってて・・・」みたいな事も言い出して
暗にガラス代も治療費も請求しないでちょんまげ、とでも言いたそうだった。
傷は医者が言うにはそれほど目立たなくはなると言うことだったし、
前髪で十分隠せる場所だったこともあり、そう大袈裟にするつもりはなかったのに
その態度にムカついたので、顔に縫い傷付けられたんですから本来なら慰謝料を請求したいところですが
ガラス代と治療費をキチンとお支払い頂けるなら慰謝料までは請求しませんと言ったら涙目で了解した。
生活苦は本当のようで保険にも入っていなかったらしく、まるで請求するこちらが悪人のようだった。
母子家庭だろうがなんだろうが、子供がやったことに親が責任をもつのは当たり前だろ。
こちらとしては十分譲歩したつもりだったのに、その母親の友人とやらが同じマンションに住んでて
私たち夫婦が冷酷かのごとく触れ回られた。
まぁ、まともな人はちゃんと判断してくれたけどね。

ちなみに、その夫は映画やドラマのスプラッターな場面が観れなくなった。
血まみれの妻の姿を思い出してガクブルしてしまうそうだ。
血を流していた側の私は全然平気。
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603 :きまぐれ鬼女 2020/10/13(火) 15:01:03 ID:AE.n5.L1
かなり昔、地方紙にちっさく乗った事件。
当時育休中だった私は、ある日の午前中に一歳の娘と家の前で遊んでた。
そしたら、いきなり人の怒鳴り声みたいなのが聞こえた。
男忄生の声で、なんていってるか良く聞き取れないけど、「てめぇーこの〇×△☆!」みたいな感じ。
何だ何だと娘と手を繋いであたりを見回すと、三件ほど先の曲がり角から、猛ダッシュで出てくる男が。
片手に金属シャベル(大きいやつ)をもった男忄生だった。
男は「むがー」みたいな叫び声をあげて、角のお宅に飛び込むと、突然シャベルで窓ガラスを破壊。
うわー、とか、ぎゃー、みたいな悲鳴やガラスの割れる音がとどろいた。
男はさらに吠えて、向かいのお宅に突撃して、停まってる自動車のドアにシャベルを突き刺す。
ぎゃーぎゃー叫びながら車をバンバン叩いてて、とても正気の人間のすることじゃなかった。
ここでやっと、ヤバイ逃げなきゃ!?って意識が生まれて、娘を抱っこしたんだけど、
その瞬間くるっと男が振り替えってこちらを見た。
もう、あの時の本能がぞわっとするような危機感は忘れられない。
無我夢中で娘を抱えて家に駆け込み、鍵をかけた…までは良かったんだけど、そのドアをバーン!!!てシャベルで叩かれた。
本当に恐怖を感じると、人間て叫ぶことすらできないんだね。
とっさに娘を抱えたまま土足で家の階段をかけあがり、2階のトイレに籠城して鍵をかけた。
背後から、どしゃーん!ってガラスの割れる音がして、生きた心地がしなかった。
半べその娘を抱きしめ、静かにさせながら、足はガクガクだし手もブルブル。
頭の中に、あの男が家に侵入して私たちを探し回る光景が何度も浮かんだ。
どうしよう!?武器になるものは掃除ブラシしかない!立ち向かう?でも娘を危険にはさらせない!
2階にあがってきたら?階段で突き落とせば何とかなる?そんな上手くいく?
とにかくドアを破って入ってきたら、自分はどうなろうと娘だけは守らなきゃ!
なんて、脳内でぐるぐる考えてた時間が修羅場だった。
男が今どこにいるのか、トイレからは分からなかったから、とにかく息をひそめてるしかなかったんだけど、
やがて階下から「おーい!奥さん無事かー?!危ないやつは捕まったぞー!」って
近所のおじさんが声をかけてくれて、それでやっとドアを開けることが出来た。
降りてみると、居間の窓に巨大なヒビが入っててガラスが散ってたし、玄関ドアは傷だらけ。
外に出ると、ご近所さんが不安そうにひしめきあってた。
私と娘が無事なのをみんな喜んでくれて、安堵からボロボロ泣けてしまった。
近所の人からその後聞いた話。
男は我が家を襲撃したあとも、次々とシャベルで他の家を攻撃してったらしい。
そしてとある家の前で、騒ぎを聞き付け出てきた近所の人たちに取り押さえられ、警察へ。
あれだけ暴れてたにも関わらず、怪我人は出なかったそう。
色々あって、しばらくしたあと男忄生の身内の人が謝罪に来てくれた。
男忄生は若年忄生の痴呆だったと言われた。攻撃忄生が強く出る症状?とかで、施設への入院を
検討していたがそれが本人に知られてしまい、逆上してあんな犯行に及んだらしい。
身内の人はすごくやつれてて、ドアとかの弁償もきちんとしてくれ、何だが気の毒になってしまった。
それでも、あの時の恐怖は忘れられないし、痴呆って本当に恐ろしい病なんだなと身に染みた出来事だった。
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