248 :きまぐれ鬼女 2021/07/09(金) 08:18:00 ID:VC.1c.L1
汚い話なので注意。要注意。

就職してからはじめて新人歓迎会の食事会があった。
会社全体ではなく課内の小さいものだったけど、お店は焼き肉でA5ランクの霜降り肉が出る1万円のコース。
それを家で話したら、家族が神妙な顔をして、母が姉に目配せし、姉が俺にトイレから持ってきたナプキンを差し出してきた。
そして母と姉が「食事会の日、必ずそれを下着につけていきなさい」と言った。
羞恥心と親と姉の真意をはかりかねて耳まで熱くなるほど真っ赤になって黙っている俺に、姉は
「社会的にタヒにたくなければそれを使いなさい」と真剣な顔をして言ってきた。
食事会ギリギリまで悩んだけど、家族の真剣な顔が忘れられなくて、羞恥に耐えて姉に教えられたようにそれを使った。
下着がモゴモゴして違和感しかなくて気持ち悪くて仕方なくて、座ってる間もずっとお尻が気になって落ち着かない。
お店で出てきたお肉は、人生ではじめて見るような霜降り肉だった。
ピンクを通り越して真っ白。口の中で甘い脂が一瞬で溶ける。
旨すぎてお尻の違和感なんか忘れて夢中で食べた。
そして食事会が始まって2時間。そろそろ白飯とスープが出てくるなというタイミングで、お尻に違和感を感じた。
ものすごーく嫌な予感がした。
トイレに行ってみたら、漏らしてた。
マジでお腹が痛くなるとか便意を感じるとかじゃない。お尻から勝手に液体が垂れ流されてくる。
それを全部姉がくれたナプキンがキャッチしてた。
便座に座りながら肛門に力をいれてみるも、お尻からはとめどなく俺の意思とは反して液体が流れ出てくる。
しかもそのうち肛門あたりが荒れてヒリヒリしてきた。
半べそで家に電話したら姉が出て、「やっぱりあんたもそういう体質か・・・」と言った。
母と姉は脂身の多いお肉を食べると俺と同じ状態になるらしい。
「消化液がそのままで出来てるからウォッシュレットでちゃんとお尻を洗いなさい。そして予備のナプキンにかえなさい。」とアドバイスされた。
それからはお尻の痛みと漏れる恐怖で食事を楽しむどころじゃなかった。
一刻も早く帰りたかった。
お開きになったあと駅まで急いだが、そこで腹痛に襲われて30分トイレから動けなくなった。
この状態は翌日まで続き、会社を休んで姉から脱水を起こさないようにとスポドリを大量に差し入れられた。
一リットルのスポドリ飲んだ状態で日課の体重計に乗ったら、1キロ強減っていてビビった。
家族に「前もって教えてくれよ」と言ったら、
母と姉から「うちは家系的に肉の脂が受け付けないと言ったのに、あんたが貧乏で良い肉買えない言い訳だってずっと信じてこなかっただけでしょ」叱られた。
確かに、成長期で肉肉言ってたときにそんなことで家族と喧嘩した記憶がある。
人生で一度も焼き肉屋に連れて行ってくれなかったし、家での料理も肉が殆どでなくて魚ばっかりで、
焼き肉つれてけ、良い肉食わせろと騒いでたんだよな。
もし家族全員で良い肉を食べてたら、トイレの取り合いで阿鼻叫喚になってただろうと今ならわかる・・・。
親が頑なに焼き肉に行かなかった理由も・・・。
姉は俺より酷い体質で、マックのハンバーガーでもお腹がゆるくなるらしい。
ちなみにこうなるのは牛肉と豚肉が顕著で、鶏肉はこうはならない。だから家で出る肉は90%鶏肉だった。
もう恐ろしくて二度と焼き肉には行きたくない・・・。
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