240 :きまぐれ鬼女 2020/02/07(金) 20:26:11
私が不幸だった話。
結婚式は人生で一番綺麗にしようとめちゃくちゃ頑張った。
場所とか内容は彼側が全部決めることになったから他にやることなかったっていうのもある。
エステも通ったし何より衣装に金かけた。ファッション系の仕事してるから拘りたかった。
和装は打掛一択。一番似合う色と柄に小物もオプションつけまくって豪華にした。
ド乚スも提携ブランドで一番高い価格帯の2つ。こっちもアクセサリーとかたくさんオプションつけた。
彼も私の忄生格知ってるから苦笑いで好きにしなよって言ってくれた。
当日、何組かの新郎新婦とすれ違ったけど、私が一番良いド乚ス着てて気分良かった。自分が一番だ!って。
それがお色直しで打掛着てエレベーター乗るとき、中からおりてきた一組で台無しに。
新婦は一番安いオプション一切なしのただの白無垢だったんだけど、めちゃくちゃ綺麗だったよ。
エレベーターの扉開いた瞬間うわっ負けた!てなった。鬘も綿帽子もない髪に白い大きな花をたくさんつけてアートな感じ。私はオプションの髪飾り全部見せて貰ったけど、見覚えないから自前のやつだと思う。生花だったのかも。
メイクも和装メイクと全然違ってモデルみたいに綺麗だった。
隣の彼を見たら白無垢新婦をびっくりした顔でガン見してた。
エレベーター乗って、ついてた鏡で自分みたら悲しくなった。
他のお客さん集団も乗ってたんだけど「さっきのお嫁さんすごい綺麗だったね〜!」ってさ。
ここに5倍くらい金かけた新婦いるんですけど。
そのまま披露宴入場。後で写真みたらめっちゃ顔強張ってて酷い顔。その後も自信みたいなのが萎んで披露宴中ずっと上の空だった。
お色直しのときもアレと会いませんように!ってずっと思ってた。
ほんと、なんですれ違っちゃったんだろう。
結局金かけても素材の差は埋まらないと見せつけられた感じ。
努力が無駄だったみたいでつらい。
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