293 :きまぐれ鬼女 2015/02/20(金) 13:33:41 ID:8xGFurht.net
20も歳上だったので、何も知らない私を見ていると何も言わずにはいられなかったんだと思う
何をするにも、お前のためだ、こうしろああしろ、それじゃダメだ等といって、先へ先へと先導する
それがずっと積み重なり、ある出来事をきっかけに、そういう事ばかりでは疲れる、窮屈に感じる、と言い返した
そうしたら、そのある出来事についての反論をするばかりで、どうして窮屈に感じるまでに思い至ったかが全く理解されなかった
俺は正論を言っている、お前のためだ、お前は自由というものを履き違えている、みたいなことを繰り返すばかりだった
確かに正論だし、年の功があるのも解る
でも、あぁ、この人と私は無理なんだと思った
本当に好きだったから自分がそれについていけないのが悲しかった
とにかくずっとその人の顔色伺いながら過ごすのに疲れた
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