226 :きまぐれ鬼女 2021/07/27(火) 08:41:25 ID:Z1.yq.L1
20年以上付き合いのある友人A

出会った当初こちらは子供で、
Aはとても可愛らしい憧れの大人のお姉さんだった

Aはとても可愛らしく整った童顔で
超色白巨㲗黒髪ロングストレートで低身長
もとの顔立ちがいいからメイクは最低限で十分
方言でゆっくりふわふわとした喋り方で
忄生格もハキハキした感じではなくふわふわおっとり寄り
服装はちょっと田舎臭く野暮ったい垢抜けない感じで
家庭環境がちょっと特殊で誰かに頼ることに慣れている
と、どこの特殊嫁かな?って感じだった

若い頃はおそらく物凄くモテたんだと思うし
生来の美貌で何でもやってもらえてたんだと思う
私もつい年上のAを甘やかしたりしたことがある
とにかくAは可愛らしかったから

Aは産まれたときからそういう状態で
自分が特別だということにあまり自覚がないんだと思う
特別可愛いことを自慢したりせず
威張り散らすこともなかった

でも流石にそろそろ会話の合間合間に
「ふにゅ」「ふえ?」「きゅう」「にゃ」を挟まれまくるとキツイ
お金のない10代が頑張って揃えた感のある可愛らしい服装もキツイ
目が合うと小首をかしげて「んにゃ?」って言うのもキツイ
服の袖を引っ張って「ん、ん、ん」って甘えてくるのもキツイ

Aに悪気はないのはわかってるしそうやって生きてきたのもわかる
でも少しは年齢相応の何かを身につけようと思わなかったんだろうか
キツイ、本当にキツイ
「なんか、変わっちゃったよね…」って悲しそうに言われたけど
本当にもうキツイ、Aは悪くないのかもしれないけどキツイ

Aはもうすぐ60歳になる
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