1: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 13:17:50.34 ID:WtbXsZQBO
あの出来事から、ずいぶん年月が過ぎたので、
客観的に当時の記憶を見られるようになった。

そんな過去の思い出を書こうと思います。
遅筆ですが、ぼちぼち書いていくので
生暖かい目で読んでください。



2: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 13:19:50.38 ID:baNEpmD/0
宗教?

3: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 13:25:03.92 ID:L7/lDu6X0
>>2
それもあります

PCから書きますので、IDが変わりますがよろしくです

4: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 13:26:15.91 ID:fKGjgOmtO
洗脳と教育の違いって何?

5: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 13:31:07.81 ID:L7/lDu6X0
>>4
教育は人を成長させるけど、
洗脳は人の人生を崩壊させると思います

9: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 13:40:06.31 ID:yjQrjsvd0
いい洗脳もあると思うけどな
思い込みの力はすごいよ

10: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 13:43:44.37 ID:L7/lDu6X0
>>9
確かに、良い洗脳というのもあるかもしれません
思い込みというのは良くも悪くも、
人の人生を変えるかな、と思います

8: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 13:39:28.20 ID:ER8xyZZV0
何年前の話?

10: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 13:43:44.37 ID:L7/lDu6X0
>>8
約10年前の話です

7: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 13:35:58.88 ID:L7/lDu6X0
はじまりは、とある宗教の人生相談のサイトだった。
「誰か悩んでいる人がいたら、メールしませんか?」
そんな投稿にメアドを載せた。

私は当時、高校一年生。
将来の夢はカウンセラーになること。
きっかけは自分の兄弟が荒れて、
更正した時に話を聞いてあげて役に立てたこと。
その中で、とある宗教の人に助けられたこと。
悩んでいる人達の力になりたいと思っていた。

今思えば、私自身が潜在意識の中で
悩みを抱えていたのかもしれない。
自信過剰な小娘だったのは間違いないけれど。

12: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 13:44:41.47 ID:L7/lDu6X0
メールはなかなか来なかった。
数日後、ようやく来た1通のメールは、こんな内容。
「私は43歳のまく吉といいます。
今仕事に行けなくて悩んでいるので、
良かったらメールしてもらえませんか」

待望のメールだったので、
当時16歳の私は喜びつつ、困惑した。
43歳って、自分の親に近い年齢だったから。

ただ、私の目的はあくまで、
「悩んでいる人のために何かしたい」だったので、
特に気にすることなくメールを返すことに決めた。

また、宗派は違えど、
同じ宗教に入信している人に悪い人はいない・・・
そんな考えを持っていたから。

14: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 13:50:57.03 ID:L7/lDu6X0
「はじめまして。夕子といいます。
私でよければお話聞かせてください(*^^*)」

当時の私は初めてネットというものが我が家に導入されて、
浮かれすぎていたのだろう。
怖さ、というものを知らなかったのだ。

その後、まく吉さんは私に、
仕事へ行けない悩みや
自分の通っている宗教サークルに関して
色々話してくれた。

もちろん世代が違うから、
音楽などの一般的な趣味の話題はなく、
話題にあがるのはもっぱら仕事の悩みのこと、
宗教の話だった。

そして、私自身の生活の様子に関しても話題が挙がった。
私は、
「今日は世界史の授業が面白かったです」とか
「体育があって嫌です」など高校生活の話をした。

16: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 13:59:28.02 ID:L7/lDu6X0
また、Sさんという好きな人がいること、
その人は30歳で、
年上なのでなかなか告白できないことなどを話していた。
気づけば私のほうが相談していたような気もする。

メールを始めて3,4ヶ月が経った頃。
内容に変化が訪れていた。

「最近、夕子さんのことばかりを考えてしまいます」
「今日も夕子さんが幸せであるようにと願っています」

あれ、なんか方向が変わってきたな・・・と思い、
返事をためらうようになっていた。
でも基本的に鈍感な私は、
そこには触れずにさらっと返していた。

18: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 14:12:12.52 ID:L7/lDu6X0
そんなある日、唐突にこんなメールがきた。

「私はあなたを愛しています。
結婚を前提に付き合ってくれませんか」

16才の私は困惑した。
相手は43歳だし、会ったこともないし・・・。
ただ、私は、他人から「愛してます」なんて
言われたことがなかったので、少し嬉しかったのだと思う。

告白といえば、中学の時に友達経由で2度されただけで、
直接言われたこともなかった。
今考えると色々と支離滅裂なんだけれど、
当時の私は極端に無知な箱入り娘だった。
少女漫画や映画に出てくるような、
メールだけでお互いを知った男女が結婚する・・・
そんな恋愛が素敵だと思っていた中二病な私だった。

まあ、自分の両親が文通を通じて、知り合い、
結婚した経緯もあったからなんだけど。

22: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 14:27:17.85 ID:L7/lDu6X0
私は、
「まだまく吉さんのことを、よく知らないので・・・
会ったこともないし・・・」と返事をした。
彼は、
「一度でいいから会ってもらえませんか」と言った。

私は、躊躇していた。
そして、とりあえず電話をする流れになり、
まく吉さんと初めて電話越しに話した。

彼は聡明な雰囲気の人で、話がとても上手だった。
こちらの警戒を簡単に解いてしまうような、
話術を持っていた。
そうして、彼に言われるまま、
1度会ってみることに決めた。

当時の私は高校生で、門限は夕方5時だった。
なので、指定した場所と時間は、
爽やかな緑の多い公園に、昼の1時。

約束したことを半分後悔して眠れない夜を過ごすうちに、
その日がやってきた。

24: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 14:41:44.13 ID:L7/lDu6X0
あの日。夏の暑い日だった。

ピンクのワンピースを着て、私はそわそわしながら
彼が乗っている電車が到着するのを待っていた。
あの時のなんともいえない緊張感は、
今はもうはっきりと思い出せないが、
それはもう心臓がドキドキしていたのを覚えている。

知らない人と会う、ためらいや罪悪感も感じていた。
待っている間に、踵を返して帰ろうかと思ったことも。
だけど、それ以上に好奇心と、
約束したからには会わないといけない、
そんな変な責任感が私の中にはあった。

25: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 14:56:28.89 ID:eXVXriX40
冷静に考えると親と子の年齢差だよなw

ウチがそうだとか思ってたら凄い気の毒になってきた…

27: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 15:22:03.38 ID:L7/lDu6X0
>>25
そうですね、最初はすごく抵抗感がありました

でも私は結構おおざっぱな性格なので、
30歳の人を好きになるくらいだから、
40代でもそんなに変わらないんじゃないか、
と思ってました(?)

26: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 15:20:40.32 ID:L7/lDu6X0
電車が止まる。扉が開く。
私は、時刻表の影に隠れて、出てくる人達を見守った。

田舎の駅。降りてきたのは、一人だけだった。

その時思った第一印象は、ケンタッキーのおじさんだ。

(これ、もう本人が読んだら、
色んな意味でゲームオーバーなので、
ちょっと怖いけど続きを書きます)

背は高く、白髪交じりの頭に丸めがね。すこし小太り。
ひげこそ蓄えていなかったが、
顔立ちも雰囲気も
ケンタッキーのおじさんにそっくりだった。

正直、驚いた。

何が驚いたかって、話で聞く限り、
洋画に出てくるような
ダンディーなおじ様が現れる予定だったから。

夢見がちすぎた私の心は半分折れた。

28: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 15:47:52.70 ID:L7/lDu6X0
だけど、私は未知の体験に対して、
割とすぐ順応してしまう悪癖の持ち主であり、
驚いた顔をしたら失礼と思ったので、
おずおずと笑顔で話しかけた。
「あの・・・っ、まく吉さんですか?」
「あっ、夕子さんですか?はじめまして、まく吉です」

挨拶を交わすと、
ぎくしゃくしながら、公園のベンチに座った。
緑が青々としている中、
子供たちやおばあさん達が散歩をしていた。

私は、その時何が一番気になっていたかというと、
自分のスカートの裾だった。
裾から半透明な裏地が
たまにチラチラとするのが気になって
仕方なかったのを覚えている。
一生懸命手で押さえながら、話をしていた。

会話の内容はあまり覚えていない。

ただ、その人は、話術が巧みで、
今でいうと空気を読むのも上手だった。
間の空け方、様子を伺っての言葉選びなど。

29: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 15:52:31.50 ID:L7/lDu6X0
そうして、2時間くらい話しただろうか。
私達はベンチを立って、一緒に電車に乗った。
その時に周囲の女子高生が
こっちをちらちら見ていたのが、とても嫌だった。

犯罪でもしているように思われたのか?
分からないけど、そんな関係じゃないのに・・・と
気分が悪くなったのを覚えている。

そうして私は自転車で帰宅し、
その人も地元に帰っていった。

これが、悪夢の始まりになるなんて、
当時の私には全く想像ができなかった。
今の私なら、あの掲示板に投稿をした時点で、
想像に難くないんだけれど。

31: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 15:57:49.53 ID:L7/lDu6X0
私は帰宅後、メールをした。
「やっぱり、年齢のことなどもあるので、
お付き合いは考えられません・・・ごめんなさい」

だけど彼は簡単には食い下がらなかった。
熱烈にアピールをしてきていた。
「初めて見たとき、
こんなに美しい人が世の中にいるのかと思ったよ」
「私は真剣にあなたを愛しています。
会ってから、余計その思いが強くなりました」

そんな言葉の羅列に、「そんなこと言われたの初めて!」
って素直に喜んでいた当時の自分がなんとも可笑しい。

32: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 16:06:25.57 ID:L7/lDu6X0
私は、こう返事をした。
「やっぱり、年上のSさんが忘れられません・・・」

彼は、
「なら、告白してみなさい。
もし振られたら、私と付き合いましょう」

今思うと、なんで、
振られる=まく吉と付き合うって選択肢しかないのか
分からないのだけど、
その時はうまく断ることもできず、
「考えさせてください」と返答していた。

そうして、私は人生初めての告白をすることになった。
・・・メールで。

33: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 16:07:11.31 ID:L7/lDu6X0
Sさんは、学童保育のお手伝いをしている人で、
私も子供が好きだったので、
週に1度ボランティアで働いていた。
方言なまりのある、気さくで笑顔がすてきな人だった。

「2年前から、Sさんのことが好きでした。
いつも私のことを気にかけてくれたことが嬉しかったです」
そんな内容だったと思う。

付き合ってください、とは書けなかった。
年齢も離れてるし、思いを伝えるだけで精一杯だったから。

34: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 16:27:15.86 ID:L7/lDu6X0
彼から来た返事はこんな内容だった。

「夕子ちゃん、メールありがとう。
夕子ちゃんはまだ若くて、これからの人生が待っています。
僕はその気持ちを受け取ることは出来ません。
これからも、児童教室でよろしくお願いします」

振られた・・・すごくショックだった。
分かってはいたけど、実際に言葉で断られて、
とても悲しくて涙が出た。

そんな時、まく吉さんからの電話が何度も鳴っていた。

「フラれました・・・」
「そうか・・・辛かったね。泣いてもいいんだよ」
「はい・・・」

37: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 16:34:26.38 ID:L7/lDu6X0
一通り泣いて、
Sさんがどれだけ好きだったかを話した後、
彼はこう言った。

「私が夕子ちゃんを絶対に幸せにするよ。
一生愛すると誓います。
だから、結婚を前提に付き合ってください」
「・・・・・・」
「・・・・はい」

フラれたショックで
私は正常に物を考えられなかったのだと思う。
この人は、私のことを一生愛してくれる・・・
それなら、この人と結婚をするのも良いのかもしれない・・・。
本気でそう思っていた。
付き合うからには、この人のことを好きになろう、そう思った。

こうして、17歳になる夏。私は、まく吉さんの彼女になった。

36: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 16:29:47.58 ID:JWF2xRHn0
いやああああ夕子ちゃん逃げてええええええええ><

38: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 16:36:30.46 ID:L7/lDu6X0
>>36
逃げて!ってタイムトラベルして伝えてあげてほしいです

39: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 16:40:14.92 ID:JWF2xRHn0
それにしても1,バカすぎだろw

40: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 16:41:03.17 ID:L7/lDu6X0
>>39
残念ながら、頭の弱い子としか言えないですねw

49: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 17:25:51.90 ID:eXVXriX40
年甲斐もなく話術で子供を誘導するとか……

まあ>>1も悪いかもしれんけど、
それを理解して話すカーネルは相当アレだよな

50: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 17:56:58.23 ID:L7/lDu6X0
>>49
まく吉は自覚があったのか、
無意識で人を操る才能があったのかは、
今はもう分かりませんが・・・

怖いなと思います

41: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 16:41:50.93 ID:JWF2xRHn0
学童保育の人は偉いなぁw 
ケンタッキーとは大違いだ

44: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 16:45:24.34 ID:L7/lDu6X0
ちょっと休憩します

>>41
そうですね、大人な対応だったなと思います
悲しい後日談としては、
告白した時すでに学童保育に来ていた
綺麗なピアノの先生と婚約してました

43: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 16:43:52.45 ID:JWF2xRHn0
ちょっと気になるので聞くけど
1の容姿はどんなもんで?

45: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 16:49:36.69 ID:L7/lDu6X0
>>43
当時はおかっぱ頭でした
背は158センチで、細め

顔は日本人ぽくて丸顔です

47: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 16:51:22.76 ID:ER8xyZZV0
まだその宗教を信じてるの?

48: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 17:04:19.55 ID:L7/lDu6X0
>>47
今はよく分かりません

無神論者ではないけれど、
その宗教を信じてるか?と言われたら、
はい、とは言えないですね

59: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 19:01:33.20 ID:JWF2xRHn0
その宗教をぼかした感じで言えないか

60: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 19:03:03.25 ID:L7/lDu6X0
>>59
具体的にはちょっと言えないですが、今後の内容で、
なんとなく分かってしまうかもしれません

53: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 18:30:58.59 ID:L7/lDu6X0
彼女になって、
初めてのデートをすることになった。

なんだか変な気分だったのを覚えている。
それまで誰かと付き合ったこともなく、
私の恋愛経験値はゼロに等しかった。

隣町の駅で待ち合わせをして、
改札口の前でまく吉を待った。
手に汗をかいていたと思う、実感がわかなかった。
そうして現れたのは、やはりケンタッキーのおじさんだった。

ときめきとか好きとか、そういうのはよく分からなかった。
だけど、誰にも言ってない秘密の交際。
そのなんとも言えない緊張感を、
恋なんじゃないかと思っていた。

54: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 18:32:04.02 ID:L7/lDu6X0
私達は、手をつなぐこともなく町並みを歩いて、
ご飯を食べ、他愛もない話をした。
初めて明石焼きを食べておいしかったことを覚えている。

周りの目が最初は気になったけれど、だんだん慣れていった。
そして、この誠実そうな男性の彼女になったんだな・・・と
少しずつ実感していった。
幸せだったと思う。

55: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 18:38:52.03 ID:L7/lDu6X0
まく吉は遠方に住んでいたため、
会うのは月に1度程度だった。

私は門限5時の生活を送っていたため、
会うのは大体朝10時から夕方4時くらいまでだった。
知り合いに会うのを避けたかったので、
普段使わない駅で待ち合わせをして、
お昼を一緒に食べて、話をして・・・大したことは何もない。
ただ、手をつないで歩くくらい。

すれ違う人の目は冷たかったけど、
知らない人たちだったので、特になんとも思わなかった。

そんな風に数ヶ月が過ぎていった。
だんだん恋心も芽生えていった。

57: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 18:58:46.22 ID:L7/lDu6X0
まく吉は30才頃に一度うつ病を発症して辞職、
その後転職し、だましだましなんとか仕事を続けていた。
だけど月に1度会う程度では、
特にそれに対する強い危機感はなかった。

強いて言うなら、
電話口で、幼児言葉で甘えてくるくらいだった。
最初は驚いたものの、
スポンジ脳な私はそれも受け入れていった。

58: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 18:59:28.25 ID:L7/lDu6X0
秋から冬になる頃、気になることが起こった。
まく吉は宗教関係のサークルに入っていて、
そこで知り合った男女二人と一緒に
週1度の勉強会を行っていたのだけど、
その女性とまく吉がどうも親密な様子だと、
電話で話を聞きながら感じた。

私は、自分はまだ幼いし、
その30代前半の女性のほうが、
まく吉にお似合いではないか、
いつか気持ちが移ってしまうのでは、
という不安に駆られた。

でも、友人だということだったので、
そのときは特に何も言わなかった。

61: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 19:05:25.22 ID:L7/lDu6X0
3月の終わり、まだ肌寒い季節に、
まく吉とその女性(リサさん)が
最近二人で会っているらしいと聞いて、
私は
「付き合ってる彼女がいることは、リサさん知ってるの?」
と尋ねた。
すると、まく吉は言葉を濁して、「伝えてない」と言った。

それを聞いて、胸騒ぎがした。

「話を聞いていると、リサさんはまく吉のことが好きみたい。
遠距離中の彼女がいることをちゃんと言ってほしい」
と言った。
まく吉は渋々、「わかった」と言い、
次の勉強会の時に、話すと約束してくれた。

62: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 19:08:33.53 ID:L7/lDu6X0
その結果が気になって、電話が来るのを、
家の中を一人でぐるぐるしながら待っていたのを覚えている。

そうして帰宅したまく吉に「どうだった?」と聞くと、

「帰り道で彼女がいるって話したんだけど、
リサさん泣いていたよ」と言った。

泣くってことはやっぱり好きだったんじゃないのかな・・・
嫉妬のようなものが生まれていた。

64: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 19:12:45.80 ID:L7/lDu6X0
それから、私は高校3年生に進級した。

進路は、元々行きたい大学があったのだけれど、
まく吉が
「自分の地元にぜひ進学してほしい。
将来結婚するんだから」と言っていたし、

私もその頃はまく吉を好いていたので、
「近くの学校に通ったほうがいいかな」
と思うようになっていた。

そうして、進路変更して、
まく吉の地元の短大へと進むことに決めた。
短大にしたのは、43歳のまく吉の年齢を考えて、
早めに結婚しようと思ったため。

この時点でセンター向けの勉強を止めて、
3教科特化型の勉強方法に変えてしまった。

当時の私に迷いはなかったから。

65: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 19:13:18.01 ID:L7/lDu6X0
そうして、穏やかに夏が来た。
純愛と呼べるくらいに
私たちの関係はプラトニックに見えたし、
年齢差以外を思えば、
普通の恋人同士として幸せだったと思う。
特に何も疑うことなく、私は将来に希望を抱いていた。

破滅の足音が近づいているなんて、露にも知らず。

68: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 19:16:44.45 ID:L7/lDu6X0
夏休みが始まる頃、こんな話が持ち上がった。
まく吉が、宗教サークルのみんなで旅行に行くという。
そのメンバーの中には彼に好意を抱いていると思われる、
リサさんも参加すると聞いた。

しかも期間は10日間、海外。

私はそれを聞いて、心配になったし、
また私自身海外旅行へ行きたい気持ちもあり、
まく吉に相談した。
そうして、サークルのリーダーに、
一緒に参加できないかと掛け合うことになった。

69: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 19:18:43.44 ID:L7/lDu6X0
まく吉は、
「結婚前提で付き合っている夕子さんという人を
一緒に連れて行きたい」と話して、
結果、私も参加することとなった。

私の両親はというと、
門限など厳しいところはとことん厳しい家だったのだが、
しっかりした子だと思われたため、2つ返事でOKがでた。

もちろん両親はまく吉と私が
付き合っていることなどは知らない。
私は両親に、語学研修にもなるからと説明した。

70: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 19:19:15.26 ID:L7/lDu6X0
また、そのサークルのリーダーは、
精神科の分野で社会的地位のある著名人だったため、
メールを交わして任せられるだろう、
という判断で私を送り出すことになった。

私は、小学生の時から
一度も使うことなく貯めていた20万円の貯金を、
その旅行代金として当てた。


そうして悪夢の旅は幕を開けた。

71: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 19:28:30.89 ID:MsJJuEEXO
20万円…!

75: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 19:47:10.73 ID:L7/lDu6X0
>>71
当時の私には大金でしたー
お小遣い月5千円だったし

72: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 19:35:30.38 ID:L7/lDu6X0
まく吉と一緒に空港へ行き、
サークルメンバーと合流した。
私はついついリサさんの存在を目で探していた。
大半が50代のおばさんの中、
一人とても綺麗な女性がいるのに気づいた。

それが、リサさんだった。

リサさんは芸能人としてでも通用しそうな
目鼻立ちのはっきりした美人だった。
対して私は、
黒髪おかっぱのあかぬけない高校生だったので、
ショックは大きかった。

まく吉がこんなに綺麗な人に
好意を持たれていたなんて・・・と。

73: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 19:36:07.42 ID:L7/lDu6X0
メンバーは、合計10人前後。
リーダー、私とまく吉、リサさん、
50代から60代のおばさんが5,6人ほど。

おばさん達は、みんな宗教の、というよりは
リーダーの熱心な信者みたいだった。
リーダーを取り囲んで、
キャーキャー言っていたのを覚えている。

また、同じようにまく吉も
おばさん達から支持を受けているようで、
尊敬のまなざしで見られていた。

74: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 19:40:06.57 ID:L7/lDu6X0
飛行機の中で私はまく吉の隣に座った。

元々出来上がっているサークルに飛び入りしたわけで、
自分は人見知りではないと思っていたけれど、
まったくの知らない人たちの中で、
どう立ち回ればいいか分からなかった。

年齢も一人だけ高校生ということで、
どう考えても浮いていた。

76: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 19:47:54.66 ID:L7/lDu6X0
旅行でのホテルは
10日間同じ場所に宿泊することになった。
私の部屋はリサさんと同室だった。
夫婦でもない、未成年の私をまく吉と
同室にすることは出来なかったのだと思う。

リサさんは、私のことをある程度聞いていた様子で、
初日は「よろしくね」とやさしい笑顔を向けてくれて、
私はほっとしたのを覚えている。
だけれど、一緒に観光に出向くということはなかった。
もうすでに内輪のグループがあって、
気づくと部屋からいなくなって、
観光に出かけているようだった。

私は必然的にまく吉に頼るほかなかった。
でも、常に一緒にいる私たちを、
おばさん達は快く思わなかったようだ。

77: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 19:51:14.95 ID:L7/lDu6X0
2日、3日と経つにつれ、
リーダーの元へと私たちにまつわる
悪い噂や批判がいくようになっていた。
一人、おばさんの中で、
はぶられ気味にされていた女性が教えてくれた。

きっとどこかで手をつないで歩いているところを
見られたのが原因だと思われる。
そうして、旅行も残り半分になる頃、
私とまく吉は、リーダーの部屋へと呼び出された。

79: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 20:06:13.40 ID:L7/lDu6X0
リーダーは私たちを部屋に入れると鍵を閉めた。

「あなたたち、なぜここに呼ばれたか分かりますか?
そこに正座しなさい!!」

おずおずと土足の床に正座すると、
リーダーは怒鳴りながら説教をした。
私は何がなんだかよく分からずにただ硬直していた。
恐怖しか感じていなかった。

どうしてこんなに怒っているの?

それがよく理解できず、
ただただ怖かったのを覚えている。
書いていて、あの時から何年も経った今でも、
体が震えるくらいに。

80: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 20:10:02.29 ID:L7/lDu6X0
そしてリーダーは主に私を責め立てた。

その宗派的に、
男女交際自体があまりよく思われなかったのもあると思う。

ただ、まく吉はリーダーからの厚い信頼を得ていたため、
私が余程悪い、
そそのかしている性悪女にでも見えたのかもしれない。

怒りの矛先は私の元へと集中した。
頭の中が真っ白になり、ひたすらに正座をしてうつむいていた。

81: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 20:11:44.37 ID:L7/lDu6X0
私はそのリーダーのことを旅行に行く以前は著名人として、
また精神科の権威ある人として尊敬していたので、
私は自分が余程悪いことをしたのだと思って自分を責めた。

でも心の奥底では納得してなかったのだと思う。
何がそんなにいけないの?きっとそんな気持ちもあった。

説教は、3,4時間続いた。
彼がようやく正座した足がしびれて、
よろけながら私たちは部屋を出た。
私は茫然自失としていた。

82: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 20:12:14.80 ID:L7/lDu6X0
何がどうしてこうなっているの?なんで怒鳴られているの?
手をつないだのを見られたのが、そんなに問題になった?

疑問が頭の中をぐるぐると巻いて、
底知れぬ恐怖だけがそこにあった。

私はそれまでの人生で、
品行方正な優等生、と言われ続けていたため、
自分がそんなに素行の最低な人間として怒鳴られる、
なんていうのは初体験で、
だからこそ余計困惑と恐怖を覚えたのだと思う。

まく吉は、部屋から出た後、
私とは話したがらずに、自分の部屋に戻っていった。

その日の夜、私はただ帰りたいと願いながら、床に就いた。

83: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 20:15:11.73 ID:L7/lDu6X0
翌日も私とまく吉はリーダーの部屋に呼び出された。
同じく正座をさせられ、怒鳴られながらの説教、
同じことの繰り返し。
少しでも反抗的な目をしようものなら、
「なんだその目は!」と叱り付けられた。

なぜ連日呼び出されて怒鳴られるのか、分からなかった。
なぜサークルの人たちに顔を合わせると、
顔をしかめられるのか分からなかった。
なぜリーダーに会うたびに睨まれるのか分からなかった。

84: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 20:15:44.21 ID:L7/lDu6X0
年齢差のせい?付き合ってはいけないの?
なぜみんなまく吉には優しいのに、私には冷たくするの?
そんなに私はいけない子なの?

だけど、誰も知らない土地で、海外で、
逃げ出すことも出来ないそんな環境で。
それが3日、4日と続いたため、
私は自分が人間として
とても最低なんだと思うようになっていた。

まく吉は、徐々に私から離れていった。

私が部屋に呼びにいっても、無視されるようになった。
他の人たちに声をかけても、
苦笑いをして白い目で避けて通っていく。

海外である程度田舎な場所にホテルをとっていたため、
徒歩での移動はそんなにもできず、相談する相手もなく、
私は精神的に追い詰められていった。

86: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 20:18:44.41 ID:L7/lDu6X0
いつしか、誰もいない部屋でひとり、
テレビを見るようになっていった。
楽しみにしてきた海外旅行で、
一人ぼっちで外国のテレビを見る・・・自然と涙がこぼれた。
CMで日本企業の車が映し出されると、
懐かしく感じるほどだった。

日にちはまだ数日ある。
どこにも逃げられない、人の目が怖くなった。

そんな中で、唯一楽しかった記憶といえば、
ひとりぼっちで公園にいたとき。
外国の子供たちが私に声をかけてくれて、
芝生の公園で一緒に遊んだこと。
あのときだけは、とても楽しかったのを覚えている。

私はまく吉に疎まれても、他に行く場所がなかったので、
なんとか一緒にいられるように、
声をかけてついて回っていた。

87: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 20:20:03.82 ID:L7/lDu6X0
リサさんには最後の頃、少し事情を話したら、
「大変だったね」と言って、
「私は応援してるからね」と言った。
優しい人だと思った。

そうして、辛かった旅行は終わった。
私はまく吉への怒りも感じてはいたが、
それ以上に自分に対しての自信を失っていた。

ようやく自宅に戻ったとき、
とても安堵したことを覚えている。
親に「楽しかった?」と聞かれたが、
心配させるわけにもいかず、
またまく吉の存在を明らかにしていなかったため、
作り笑いで「楽しかったよ」と答えるしかなかった。

だけど、これで終わりではなかった。

89: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 20:22:15.67 ID:T03E/6lK0
ちなみに何ていう宗教か言えないですよね

90: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 20:23:47.12 ID:L7/lDu6X0
>>89
ちょっと名前は出せないですね、
基本はまともな宗教だと思われます
ただ、宗派によってはかなりおかしなところもあると思います

91: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 20:30:53.22 ID:T03E/6lK0
有名な宗教ですか?
友達が入ってる宗教だったらちょっとあれなんで

93: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 20:48:40.48 ID:L7/lDu6X0
>>91
大元は有名どころだと思います
新興宗教とは呼ばれていません

ただ内部は細かく分かれているところがあるので、
一概に問題がある・ないとは言えないと思います

97: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 21:18:35.09 ID:Di5nU2P70
怖ええな 洗脳って。
解くのに何カ月も時間がかかるらしいけど
今は洗脳は解けてるのかな?

98: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:22:04.51 ID:L7/lDu6X0
>>97
この後も色々あったので、
完全に回復するまでには2,3年かかりました
今は解けてると信じたいです~


なんとか完結させられるように頑張ります

101: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 21:25:40.34 ID:JWF2xRHn0
しかし親も隠れてこんな事されたんじゃたまらんな 
親は宗教とは関係ないんだよね?

104: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:28:36.31 ID:L7/lDu6X0
>>101
もともと、親がその宗教の別の一派に通っていました
宗派は違いますが、大元としては、まく吉のところと一緒です

なので、許可が下りたというのもあります
(書きそびれました、すみません)

なので普通以上に厳しくしつけられたと思います

103: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 21:28:13.69 ID:fHlRW2wE0
まく吉とは手をつないだくらいの関係?
それ以上はされてないよね??

105: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:30:52.96 ID:L7/lDu6X0
>>103
まく吉には、キスまでされました。。

107: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 21:32:00.47 ID:Di5nU2P70
洗脳されたと気づいたのはやはり全部が終わった後かな?
洗脳中はこれが洗脳かぁと思う事すらないそうだから。

だいたい、
「まだきづかねぇのかww
おめえは洗脳されたんだよざまぁwww」
って全てが終わった後 
黒幕からバラされるってパターンだからな。

110: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:34:03.33 ID:L7/lDu6X0
>>107
そうですね、全部終わった後です
いろんな意味で終わってしまった後でした(?)

95: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:07:42.91 ID:L7/lDu6X0
まく吉はその旅行後、
前から休みがちだった仕事に行かない日が続いた。

具体的には分からなかったけど、
明らかに精神状態が悪く、病んでいるようだった。
私はまく吉を支えないと、と思っていた。
私のせいで、リーダーにも責められたのだから、と。

毎日苦しそうに仕事に行けないと
愚痴を言う彼の話を、よく聞いていた。
交際に変化はなく、私はまく吉を信頼していたし、
このまま何事もなく過ぎていくかのようにみえた。

96: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:08:32.49 ID:L7/lDu6X0
事が動いたのは、夏休みも過ぎ、
学校が始まってすぐの頃だった。

私は学校の帰り、
偶然、その日はまく吉と初めて会った公園に来ていた。

のんびりしてから、駅に向かう途中、
まく吉からメールがきた。

「別れよう」

私は踏み切りの近くまで来ていたのだけど、
足を止め、愕然とした。
慌てて電話をかけるも、
まく吉の電話はつながらなかった。


着信拒否をされていた。

99: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:23:06.13 ID:L7/lDu6X0
夏の濃い緑、踏み切りの遮断機が下り、
カンカンと鳴り響く音を聞きながら、
ただ、突っ立って携帯を握り締めていた。

なんで・・?
理由が聞きたかった。

蝉の声と通り過ぎて行く電車の色が、
異様に頭にこびりついていた。

とりあえず連絡がほしいとメールを送り、
混乱したまま、気づいたら帰宅して自分の部屋にいた。

その日、私はまだ事実を受け止めることもできず、
拒否された電話に何度もかけなおしたが、反応はなかった。
食欲もなく、ただ苦しくて夜眠ることができなかった。

100: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:24:05.26 ID:L7/lDu6X0
そうしてぐったりとして迎えた翌朝。
まく吉からメールが来た。
おそるおそる開いてみると、

「やっぱり別れるのはやめよう」

と書いてあった。
意味が分からなかったので問い詰めたところ、
こんな返事が返ってきた。


「リーダーに、
夕子は精神異常者だから別れるように言われた」と。


このときの衝撃は、なんというのだろう・・・
今まで当たり前に立っていた地面が
崩れていく感じとでもいうのだろうか。

私の人生全てを否定されたような気がした。

102: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:25:49.89 ID:L7/lDu6X0
そのリーダーは、私を旅行中に執拗に責めた相手であり、
なおかつ社会地位的には、
精神科の学位を持っている人だった。

短い間だが、尊敬もしていた。

その人に「精神異常者」と呼ばれた事実は、
あまりにもきつかった。

私はいままで、どちらかというと平凡な高校生で、
今まで特段な問題行動を起こしたこともなく、
夢見がち過ぎる性格ではあったけど、
どこにでもいる高校生だと思っていたから。

それが、「精神異常者」というレッテルを貼られたことに
私は悲しくて泣いた。

106: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:31:56.10 ID:L7/lDu6X0
まく吉は、

「でも私は、夕子をかばったんだ、
だから別れろと言われたけど別れなかったんだよ」

そういった。
それが唯一の救いのように感じていた。

まく吉はリーダーのサークルと距離を置いたようだった。

だけど、それから1ヶ月後、
私の父宛に波乱を呼ぶメールが届いた。

108: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:33:05.03 ID:L7/lDu6X0
それはリーダーから私の父への、警告文。

「おたくの娘さんは、ご両親に内緒で、
40代のまく吉という男と付き合っています。
この男は以前私のサークルにいた者ですが、除籍しました」
このようにメールは始まっていた。

最後は娘さんと別れさせたほうがいい迄をつづっていた。

それを、私の父は、プリントアウトして、
無言で怒りながら私の部屋に投げつけた。

111: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:35:05.57 ID:L7/lDu6X0
私はそれを見て、最初は青ざめ、そして悔しくて泣いた。

「なんでこんなことをするの?」

私はその紙の裏に、付き合っているのは事実だが、
旅行中に連日怒鳴られたことや、
影で私を精神異常者と呼んでいたこと、
やましい交際ではないことなどを書き、
キッチンのテーブルに置いた。

そうして自室に戻ってさめざめと泣いた。
母親は、それを読むと、私の部屋にやってきた。

「つらかったね。どうして言ってくれなかったの・・・」

そう言って私を抱きしめて泣いてくれた。

母が私の悩みに対応してくれたのは、
物心ついてから人生初めての経験だったので、
うれしいような、
自分が情けないような気持ちだったのを覚えている。

113: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 21:37:41.55 ID:JWF2xRHn0
娘が不幸になると優しくなる母親っているよね

114: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:39:13.99 ID:L7/lDu6X0
>>113
母はあまり深読みできないタイプの人でした
女性の割りに鈍いというか・・・
なので問題が表面化して初めて気づいたんだと思います

112: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:36:24.74 ID:L7/lDu6X0
まく吉は、
私の前では赤ちゃんも顔負けの甘えっぷりだったが、
体面だけは大変いい男だった。

きちっとスーツを着こなして、
見た目は初老としかいいようがなかったけれど、

自分はこれだけの年収があって、
きちんと娘さんを養う覚悟がある云々、
結婚を前提に清い交際をしている云々、などを言い、

反対していた父からも一応の了解は得た。

そうして進学のことも、
合格したら行かせてやると言われた。

116: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 21:40:51.12 ID:Di5nU2P70
こりゃ親もグルってパターンかな?
辛い時に優しくされると信じちゃうよね。
おまけにそれが親ならなおさら。
でも親もグルであとは洗脳まっしぐら。
親がグルじゃもう、子はどうしようもねぇ。
味方と思っていた親が敵だもん。

119: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:46:36.51 ID:L7/lDu6X0
>>116
どうなんでしょうね、
ただ洗脳する人っていうのは、
自分自身は正しいと思ってやっているので、
自覚のない場合がほとんどかなと思います

それが悪い方向に転がれば、
人生踏み外すこともあるかなって

115: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:39:35.52 ID:L7/lDu6X0
高3の秋も深まった頃、受験勉強にも精を出し、
ようやく問題に片がついたかな、と思えた頃。

私は、まく吉と別れていた間に
起こった真相を知ってしまう。

それは電話での何気ない会話の中でのことだった。

「そういえば、なんであの時、突然別れるなんて言ったの?
すぐに、やっぱり別れないって言われたけど・・・」

それはどうしてもひっかかっていることだった。
言い方が柔らかかったからか、
まく吉は少し言いにくそうに、だけどはっきりこう言った。

「実は、別れてた間に、リサちゃんに告白したんだ・・・」


・・・え?

117: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:42:57.49 ID:L7/lDu6X0
「ちょっと待って、それ・・どういうこと?」

「つまり・・リサさんにフラれたから、
『別れるのやめよう』って言ったの?」

私の頭の中はぐちゃぐちゃになっていた。

「俺は悪くないんだよ!!」

彼は、大きな声を出した。

118: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:44:03.11 ID:L7/lDu6X0
「リサちゃんが、
夕子と別れろってしつこく言ってきたんだ!
旅行から帰ってきてから、1ヶ月くらいずっと!
だから、私はてっきりリサちゃんが
自分と付き合ってくれると思ったんだ!
だけど婚約者ができたからって断られた!
私は悪くない!!
全部リサちゃんがそう仕向けたんだよ!」

すごい剣幕でまくしたてた。

そうして、私がうまく返事できないで固まっていると、

「私は夕子のために、別れようって言ったんだよ!
そうしないといけないと思ったから!
夕子は私のこと信じてくれるよね?!」


「信じてくれなかったら・・・タヒぬよ」

120: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:47:46.11 ID:L7/lDu6X0
私は思考回路が一旦ぷっつり逝ってしまったんだと思う。

ようやく、再起動した時には、
「そっか、私が悪かったんだ・・・
私のために、まく吉は別れたんだ・・・」そう考えていた。

とりあえず、喚いてる彼に、
「ごめんね、そっか・・・私が悪かったね、ごめんね」
と言ってなだめた。

私はきっと疲れきっていたのかな。

釈然としない思いもあったけれど、
その時は、もう彼を許そうと、思っていた。
この時蓋をした、悲しい気持ちが、
後々、私の足を絡め取ることになる。

121: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/18(金) 21:50:01.16 ID:L7/lDu6X0
その後、私は受験に無事合格し、彼の地元へと引っ越した。

私の親は、心配もしていただろうけど、
私以上に悩みの種となっていた兄のことで
頭がいっぱいだったのだろう。
結局引っ越し先のアパートに来たのは、
契約時と、その後アパートを出る時だけだった。

そして始まった2年間を一言で形容するなら、
地獄、だった。

123: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 21:52:49.87 ID:Di5nU2P70
はい洗脳フラグ 入りましたー。
まく吉はヒッヒッヒ 順調だと笑ってたんだろうな。

139: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 18:49:46.09 ID:sxKuHQ7f0
こんばんは
帰宅したので今日も少しずつ書いて載せていこうと思います
起きたらたくさんレスついてて嬉しかったです

洗脳に関しては、この後更に色濃くなっていきます
重く暗い描写が増えていきますが、それでも良い方、
読んでいただけたら感謝です

129: 名も無き被検体774号+ 2011/11/18(金) 22:42:09.68 ID:G5PLcNCZ0
結局、洗脳って40台の男とズルズル付き合ったってこと?
ここまでで既に洗脳されてるってことかな?

132: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 02:06:30.64 ID:AY9tXKHV0
>>129
多分、クズ吉の一方的な言い訳で
自分が悪かったって思う辺りで
もう洗脳されてるんじゃない?
もう自分で事の善し悪し決めてないし。

周りから責められ、頼れるのはクズ吉だけだった
海外旅行も要因の一つとして。

140: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 19:06:35.92 ID:sxKuHQ7f0
>>129>>132
そうですね、全ての決断の背後に、
まく吉が存在するようになっていたので、
ある意味この時点でも
洗脳されつつあったと言えるかもしれません

文には載りませんでしたが、
宗教の教えによって、
こうすべき、と方向付けされることも多々ありました

131: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 01:58:19.11 ID:AY9tXKHV0
俺は悪くないとか本当に言う人いるんだ。
てっきり某RPGの主人公だけだと思ってたよ。

1が余りの困惑のせいか、
既にまく吉に依存していたせいなのか、
そこで振れなかったのは痛手だろうね。

ただ、信じなかったら自分はタヒぬとか
年が離れた子に結構好きに言ったりとか、
なんかメンヘラな気がしてならん。

141: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 19:07:35.21 ID:sxKuHQ7f0
>>131
お察しのとおり・・・な出来事がこれから増えていきます

137: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 15:16:41.12 ID:lgeBFYeVO
まく吉に天罰が下りますように

142: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 19:09:49.82 ID:sxKuHQ7f0
>>137
まく吉は今頃・・・分かる範囲で、最後に近況も話したいと思います

145: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 19:17:43.90 ID:sxKuHQ7f0
短大に進学後からのお話です


彼は、ほとんど仕事に行かなくなっていた。
そして、貯金が全くなく、生活費のために借金をする有様だった。

当時、
「自分の家族(母と妹)を養うために、
お金が必要だったから、貯金は出来なかった。
今も、生活していくためには私が借金をしなければならない」
と聞かされていた。

146: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 19:19:46.45 ID:sxKuHQ7f0
まく吉の父は10年以上前に亡くなっているため、
稼ぎ頭がまく吉だったという。
実際のところ、まく吉はよい給料を貰っていたし、
貯金できないというのはおかしな話だった。

浪費三昧の贅沢な生活をしていたのは間違いないのだけれど、
まだ社会経験のなかった私には検討がつかなかった。

147: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 19:21:18.94 ID:sxKuHQ7f0
ただ現状収入が減っている事実に、

「家賃の安いアパートに引っ越したらどうかな?」
「出費を抑えることはできないのかな?」

そんな、家庭に突っ込んだ提案をすることはあった。

だけど、
「母に月これだけ渡さないといけないから無理だ、
母は高齢だしお金もかかる」

そう返されては、私にはどうすることもできなかった。

151: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 19:36:10.42 ID:sxKuHQ7f0
お金がなくて、またも借金をしてしまったよ」
「実は、今すでに100万程借りているんだ・・・」

そんな事実を吐露しはじめたまく吉に、
私は焦りを感じていた。

当時借金というと、私の中のイメージでは、
CMにあるような悪徳金融会社しか思い描くことが出来ず、
早く返済しないと、金額が膨れ上がるのでは・・・と思った。

152: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 19:36:28.21 ID:sxKuHQ7f0
「自分ひとりじゃどうにもならないよ・・・もうだめだ」

そうこぼす彼を、私は学生ながらに、支えたいと思った。
そうしてアルバイトを始めて、
月に1、2万円ずつだが渡すようになった。

彼は、「悪いよ・・・でも助かる。ありがとう」
そう言って受け取っていた。

154: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 19:49:08.43 ID:sxKuHQ7f0
そんな金銭的な問題もあったが、
一番の悩みの種は、突然にかかってくる電話だった。
まく吉はしょっちゅう、
自杀殳未遂をほのめかすようになっていた。

明け方も。授業中にも。夜寝る前にも。

私がメールに気づけなかったり、
電話に出られないときがあると、
何十通という勢いでメールが来ていた。

155: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 19:49:36.70 ID:sxKuHQ7f0
「なんで電話に出てくれないの?」
「ねえ、電話に出てよ」
「早く来てくれないとタヒんじゃうよ」

「私がタヒんでもいいの?早く来てよ」


「今、枕元に首吊り用の縄を用意してるよ」

157: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 19:54:02.97 ID:sxKuHQ7f0
心臓がはねて、背筋が凍った。

私のせいで彼がタヒんじゃうの?怖いよ・・・
いつしかそんな意識が埋め込まれていた。

慌てて電車に乗ると、彼の家まで駆けつける。
着いたら、まく吉をなだめすかして、
眠るまでそばにいて、帰宅する。

そんな日々を送っていた。

158: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 19:57:00.42 ID:sxKuHQ7f0
自杀殳未遂予告が出るたびに
対応していた私だったけれど、ふと、
「授業中、メールに気づかなくたって仕方ないじゃない・・・
そんなに言われても、どうしようもできないよ・・・」
とため息をつく時も多かった。

また、私は想像力や感受性が豊かなほうだったので
(影響を受けやすいおばかさんとも言う)、
彼が首吊り用の縄を使ってタヒんでいるシーンなどが
脳裏に浮かんでは恐怖におびえていたのだった。

162: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 20:12:06.98 ID:sxKuHQ7f0
それはもう、胸がきりきりとする日々だった。
常に緊張の下に晒されていた。

そんなこと、誰にも相談できなかった。

親しかった地元の友達とも、
連絡を取ることが少なくなっていた。
短大で新しく出来た友人には、
そんな重い話をして引かれるのが怖かった。
両親は、兄の問題にかかりきりだったし、
事情を話したら連れ戻されると思い、言えなかった。

進学に当たって、
「何かあったら、連れ戻すからな!」
そう言われていたから余計に。

163: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 20:20:06.02 ID:sxKuHQ7f0
電話で、彼に子守唄を歌って、寝かしつけた夜。
電話を切った後、携帯をふすまに投げつけて、
嗚咽して泣いたこともあった。
顔を涙でぐしゃぐしゃにしながら、
「助けて・・・誰か・・・」そう嘆かずにはいられなかった。

だけど、私にはどうしたらいいのか、分からなかった。
孤独感に押しつぶされそうだった。

164: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 20:28:43.12 ID:z5APhhwUO
40おやじに子守唄歌ってたら精神病むわな

165: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 20:30:47.69 ID:sxKuHQ7f0
そんな中で、唯一弱音を吐けるのは、ネットだけだった。
顔も知らない相手に話を聞いてもらう時間が、
安らぎになっていた。

彼は、日曜日に、彼自身が立ち上げた宗教サークルに
私が来ることも強要した。

私がバイトなどを理由にして拒むと、

「夕子来ないの?じゃあ私も行かない。いいんだね?
リーダーの私が行かなかったら、みんな困るけど」

そういわれて、仕方なく行っていた。

166: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 20:31:23.51 ID:sxKuHQ7f0
彼は、サークル内では、
非の打ち所のない体裁の良い男へと変貌した。

堂々とした態度に、説得力のある話し方、
サークルメンバーの相談にも根気良く乗っていた。

みんなが彼を慕い、信頼していた。
私は冷めた目でそれを見ていた。
彼の仮面をかぶった上面な話なんて、
退屈だったしあくびもした。

167: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 20:33:38.39 ID:sxKuHQ7f0
それがサークルメンバーには気に入らなかったのだろう、
ある日、一人のおばさんから彼の元にメールがきた。

「夕子さんは、サークルに来てもやる気が見られないし、
きちんと話を聞いてないですよね。
どうも幼すぎると思います。
もうちょっと態度を改めるべきじゃないかと思うので、
まく吉さんから注意してもらえませんか」

168: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 20:35:06.73 ID:sxKuHQ7f0
まく吉は、「どうしよう・・・」といいながら、
そのメールを私に見せてきた。

私が幼い?どっちが?
サークルに私が行かないと行けないっていうから、
辛くても行ってるのに・・・

悲しいやら腹立たしいやらで、気持ちの整理がつかなかった。

177: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 20:53:53.52 ID:92OPNeaP0
まんまメンヘラじゃねえかwww
しかもターゲット以外には普通に接するハイブリッドw

待てよ…それは全て演技で、
実は心理学の著名人とやらとグルになって
何か実験してるとか…!

179: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 20:57:55.43 ID:sxKuHQ7f0
>>177
メンヘラですね、
確かこの頃は心療内科も通い始めていたと思いますが、
神の力で治癒するからなんとか~と言って、
薬をまともに飲んでいませんでしたね

実験は・・・ないと思われますw

183: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 21:12:10.35 ID:sxKuHQ7f0
当時の心境を、表したような出来事があった。

住んでいたアパートは築50年の古い建物で、
虫が寄り付いていたので、
ある日、部屋でバルサンを炊いた。

その翌日、部屋の中央に、一匹だけ、
仰向けになってタヒんでいる虫を見て、
最初はただただ不気味だった。

なぜ真ん中にぽつんと亡骸があるのかな?

184: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 21:12:28.42 ID:sxKuHQ7f0
よくよく考えると、そこはバルサンを置いた位置。
そのバルサンは底の部分がへこんでいて、
そこだけ杀殳虫剤がつかなかったのだ。

虫は苦しみながらも杀殳虫剤のついてない床へとたどり着き、
結局タヒんだのだった。

「これは私じゃないかな・・・」

そんな風に、ふと思ったりもした。

189: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 21:20:09.79 ID:92OPNeaP0
地べたを這いずり回っただろうと想定される虫が、
果たして仰向けになってタヒぬのだろうか。

そんな風に、ふと思ったりもした。

191: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 21:21:58.86 ID:sxKuHQ7f0
>>189
それが、本当に不思議なんですけど、
バルサンを炊くと、
虫って仰向けになってタヒぬんですよね

タヒぬと虫って仰向けになるのかな?
私は生物学はよく知らないですけど、
本当に不気味でした。

193: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 21:23:28.47 ID:A5kG3jOg0
もがくだけしかできなくなって
コロンってなっちゃうのかな

185: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 21:13:41.57 ID:sxKuHQ7f0
短大1年生の冬ごろ、私はとうとう彼に別れを切り出した。

後押ししてくれたのは、
ネットで相談を聞いてくれたタケさんという人だった。

「その彼はおかしいよ。別れた方がいい」

再三言われて、私もなんとか今の状況から脱出したいと決意した。

187: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 21:19:06.97 ID:sxKuHQ7f0
まく吉は「絶対に嫌だ。私を見捨てるの?」と言った。

「私と夕子はすでに一つだからね。
私は夕子だけを一生愛し続けるからね」と。

なんと言われても、私も限界に達していたので、
無理やり距離を置くことにした。
ただ自杀殳だけは避けたかったので、
電話もメールも返さなかったけれど、拒否はしなかった。

194: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 21:25:03.49 ID:sxKuHQ7f0
その間、私も久しぶりに
学校の友人と気兼ねなく遊んだり、
飲み会に参加したりした。
だけど、表面上の付き合いという感じが強くて、
なかなか心を打ち解けることができなかった。

好意を寄せてくれる男の子もいたけれど、
「若い男は下心しか持ってないから近づいてはいけない」
宗教的にそう教えられていた私は、
デートに誘われても、
どうしても一歩踏み出すことができなかった。

まく吉とは、そういう関係は持っていなかったから。

195: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 21:26:25.89 ID:sxKuHQ7f0
別れて1週間ほど経った後、
彼は50本のバラの花束と十数万する指輪を買って、
私のアパートに訪ねてきた。

「頼むから復縁してほしい、夕子がいないとだめなんだよ。
私が一生愛するのは夕子だけなんだから」
と懇願された。

情が動いたけれど、その時は断って門前払いをした。

彼は、
「別れても、私の気持ちは一生変わらない、
一生愛し続けてるからね」
と言って去っていった。

204: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 21:44:53.20 ID:sxKuHQ7f0
その後、しばらくして他の男性から告白された。

それは、ネットで知り合い、
まく吉の話を聞いてもらっていた、タケさんだった。

私は悩んでいた。

友達経由で知り合った人たちとは違って、
彼には私の事情を理解してもらっている。
他の男性と付き合うのが怖くなっていた私だったけれど、
この人なら、と揺れていた。

そんな頃に、まく吉からの電話が鳴った。

205: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 21:46:57.11 ID:A5kG3jOg0
タケさんかよw 
何か男と女って本当にどうしようもないな

206: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 21:49:58.43 ID:sxKuHQ7f0
>>205
なんというか、その頃の私は
すでに依存症になっていたかもしれませんね
別れたのはいいものの、
一人が耐えられなかったというか

情けない話です

207: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 21:50:45.68 ID:sxKuHQ7f0
彼は最初、自杀殳未遂で私を煽り、
それでもなびかないのを見ると、こう言った。

「私達は、2年前、
神の前で互いに一生愛し合うと誓ったよね?
それを反故にするの?
それはつまり、神を裏切ることになるけど、
それでもいいの?」

神を裏切る・・・
すでに宗教に染まりきった私にとって、
それは重罪行為に感じた。
返事にとまどった私に、まく吉はこう続けた。

「夕子、正座して聞きなさい。
今、神がこう仰せられています。

夕子よ、あなたは、私との誓いを破るのか。
私との誓いを破ることを、私は許そう。
しかし、それによって
あなたの人生が荒んだものとなるのは承知しなさい。
もう一度聞くが、あなたは私の誓いを裏切るのか?」

私は、その言葉に口をつぐんだ。
とても重みのある言葉に感じた。

そうして、結局私は、裏切ると言うことが出来なかった。


私は、まく吉の下に戻っていった。

208: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 21:51:31.99 ID:z5APhhwUO
洗脳ぱねぇ…

211: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 21:57:26.18 ID:sxKuHQ7f0
そうして、タケさんに電話をして、
「元彼とよりを戻すことになりました。
やはり付き合えません、ごめんなさい」と伝えた。

するとタケさんは、

「そっか・・・。ごめん、辛すぎる・・・。俺・・タヒぬかもしれない」

と言い出したものだから、私は仰天した。

215: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 21:59:18.32 ID:z5APhhwUO
メンヘラ祭りww

なんで夕子の周りはタヒにたがりばっかなんだ

216: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 22:00:16.74 ID:sxKuHQ7f0
頭の中がパニックになったまま、
私はとにかく、「タヒなないで」と言い、

「とにかく会ってほしい、
今一人でいたら、おかしくなりそうだ」
というタケさんと会うことにした。

そうこうして、
慌てて出かける準備をしている真っ只中に、
まく吉から電話があり、

「今どこにいるの?」
と言われたので、

パニック状態に陥っていた私は、

「今、ある男性のところへ向かっているの」
とつい口を滑らせてしまった。


まく吉は発狂した。

218: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 22:04:38.09 ID:sxKuHQ7f0
彼は、
「薬を60錠飲んだよ、助けに来て!早く!」と叫んだ。

私はますます混乱した。

まく吉の母からも、

「あんたが来ないとうちのまく吉がタヒんじゃう。
あんたのせいよ!早く来なさい!」
と言われた。

あの時のことを、世間的には修羅場と呼ぶのかな?

体が2つもない私は相当焦った。
私のせいで、人がタヒぬかもしれない、
そう思うと胸が痛くて倒れそうだった。

219: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 22:06:58.71 ID:A5kG3jOg0
なんかキチ地獄だわ

220: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 22:08:35.08 ID:0nVuXdJNO
洗脳されてる、というか
周りに振り回されてるという印象だな
自分を持ってないというか…
育った環境のせいでこんな面倒に巻き込まれる不遇

224: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 22:13:56.49 ID:sxKuHQ7f0
>>220
主体性のなさ、というのは本当に今ひしひしと感じています
自分で責任を持って行動することから、ずっと逃げてきたのかもしれませんね

221: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 22:08:57.20 ID:z5APhhwUO
まく吉のおかんもおかしくないか

224: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 22:13:56.49 ID:sxKuHQ7f0
>>221
まく吉のお母さんも、心療内科に通っていました

222: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 22:11:15.35 ID:sxKuHQ7f0
とりあえずまく吉には母がいるのだから、
任せることにして、タケさんの元へ行った。

理由に納得はしていなかったもの、話し合いの結果、
タケさんは落ち着いた様子で、

「わかったよ、なんか来てもらっちゃってごめんね。
彼氏が心配だろうから、帰りなよ」そう言ってくれた。

ちなみにまく吉は薬を吐き出して、
事なきを得たようだった。
彼の母には恨み言を言われたけれど。

225: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 22:21:28.85 ID:sxKuHQ7f0
そうして、再び付き合うようになってから、知ったこと。

彼はサークル内の女性とまたも親密な関係になっていた。

その女性(ユミさんとする)に頼まれて、
ユミさんの部屋に行って一晩泊まったと聞いたり、
彼女が手を握ってきた、など。

彼の話はいつも、
「相手の女性が誘ってきた」という口ぶりだった。
当時の私は、それでも彼を信じていたので空恐ろしい。

ただ、女性関係の面では、
彼は潔癖だったので安心していた。

226: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 22:23:26.83 ID:sxKuHQ7f0
そんな風にして日々が過ぎ、私も相当心を蝕まれていた。
自分では、ほとんど自覚はなかったけれど。

気づけば、また季節は巡り、
卒業まで半年の時期になっていた。
私は、そんなまく吉の束縛に対しても、
ずいぶん慣れてしまっていた。

異常という感覚が麻痺していたのだろう。

231: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 22:32:08.96 ID:sxKuHQ7f0
友達に、ぽろっと、「彼が病んでいるんだ・・・」と
伝えたことはあったけれど、
精神病自体があまり知られてなかったので、
特に反対されたり意見を言われることはなかった。

何より、自分が、幸せだと信じたかったのかもしれない。

ある日、宗教サークルからの帰ると、
まく吉から電話があった。
「今日、帰り道に、何考えてた?」

私は、これからの将来どうなるのかな・・・
という思いに耽っていたところだった。

232: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 22:33:37.10 ID:sxKuHQ7f0
「将来のことを考えていたよ。
卒業後、心理学の専門学校に行くって言ってたけど、
貯金はまだ貯まってないし、
とりあえず実家に戻ってアルバイトでもしようかなって」

私が行こうと思っていた専門学校は海外の学校だったため、
9月から新学期が始まる予定だった。

「そうか、将来のことを考えていたんだね。
結婚のことは考えなかった?」

「うーん・・、まく吉の年齢を考えたら、
先に結婚してから専門学校に行く準備を
したほうがいいかな・・・とも思ったよ」

233: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 22:36:07.08 ID:sxKuHQ7f0
「・・・やっぱりそうか・・・」

まく吉は意味深な雰囲気で間を取ると、こう言った。

「実は今日、
私達は卒業後結婚すべきだってお告げが来たんだ。
夕子にも同じ思いが与えられたみたいだね」

「え、そうなのかな?でも、そんなことあるのかな?」

「これは間違いなく啓示だよ。私には分かる。
夕子、結婚のこと考えてみてほしい」

私はその時、まく吉の言葉を完全に信じていた。
もうこれが運命なのかな、と感じていた。

今、どん底にいるけれど、これ以上のどん底はないだろう。
あとは、良くなるだけ・・・そんな期待を抱くようになっていた。

235: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 22:50:17.58 ID:sxKuHQ7f0
そうして後日プロポーズをされ、私は承諾した。

それまで進学のために貯めていた100万程のお金は、
ささやかな結婚の費用に当てることに決まった。

まく吉が会社にあまり行けていないことは、
両親も知っていたが、
そこまで酷い状態だとは思っていなかったのだろう。

再度、挨拶に来た時、
まく吉はパリっとスーツを着こなしていた。
借金のことは隠して、
会社に行けていた頃の年収を提示して、
大丈夫だと安心させた。

結果、4年近くにわたる交際の末の結婚ということで、
許しがでた。

237: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 22:55:12.74 ID:H2LOXOZe0
なんかこっちがつらい..

239: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 23:01:56.84 ID:sxKuHQ7f0
20歳。成人式の日、私は薬指に婚約指輪をはめていた。

そして、結婚式当日。
家族だけでの小さな結婚式が開かれた。
純白の花嫁衣裳に包まれバージンロードを歩く私の写真は、
幸せそうな顔をしているように見えた。

そこでひとつハプニングが起こる。
私は式の途中で、
眩暈を起こして倒れかけてしまったのだ。
その後は、ずっと調子が悪くて、
なんとか式場の進行をこなしているところだった。

その日、私が事前に知らされていた予定では、
私の家族と、まく吉の家族は、
母と妹とその娘だけが来ると聞かされていた。
あとはまく吉の友人が二人。のはずだった。

241: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 23:03:55.52 ID:sxKuHQ7f0
式後の写真撮影の中で、
来てくださった人たちに挨拶をして回ったのだが、
ひと段落して二人になった頃、
まく吉妹の旦那さんから電話が鳴った。

そして1時間にも及ぶ電話。
まだ肌寒い季節に、
私は袖なしのドレス一枚で、駅構内で震えていた。

まく吉は暗い顔をして戻ってきた。
そしてこう告げた。

「妹の旦那さん、夕子のことすごく怒ってたよ。
せっかく来てやったのに挨拶もしないなんて非常識だって。
これだから若い子と結婚したらダメになるって。
妹の旦那さんも、バツ3だけど
若い子と結婚したときは、すぐに離婚したんだって。
私が代わりに謝っておいたからね・・・ひどい目に遭ったよ」

242: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 23:04:20.80 ID:sxKuHQ7f0
私は、目が点になった。
「妹の旦那さんが来るなんて聞いてないよ・・・。
顔も知らないけど、いったいどの人のこと?」

「来てたんだよ、夕子が挨拶しないから、
私が怒られたんじゃないか!」

結婚式当日なのに、非難されて泣きたい気持ちになった。

248: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 23:25:42.82 ID:0nVuXdJNO
オッサンの身内にまともな精神な人はいないのか

250: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 23:36:10.16 ID:sxKuHQ7f0
>>248
まく吉の母は心療内科に通っていて、
妹の家族が引き取りました

妹はというと、まく吉が会社に通えなくなって
借金をしはじめた頃に、結婚して家を出ました
自分のお金はきちんと貯金していて、
すぐにマイホームを買っていました

友人は宗教関係の人が2人ほどしか。
一人はサークル仲間のユミさん
もう一人は、遠方に住んでいる男性で、
どちらも結婚式に参加してくれました

245: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 23:05:37.51 ID:H2LOXOZe0
これは精神おかしくなるレベル

243: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 23:05:10.03 ID:SwVhlbIJ0
追いついた
まく吉に洗脳されるって話かと思ったら、
1がもともと入ってた宗教に洗脳されてるって話か
まあ洗脳というよりも単にメンヘラ気味で
異常なほど流されやすいってだけな気もするが

247: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 23:23:34.48 ID:z5APhhwUO
育った環境もあるだろうな

夕子の生真面目すぎるとこは性格もあるだろうけど

249: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 23:29:49.14 ID:SwVhlbIJ0
環境と宗教による異様なほどの視野の狭さと
もともとの性格、判断能力の低さに
40過ぎの男が付け込んだ話だな

250: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 23:36:10.16 ID:sxKuHQ7f0
>>249
そのとおりですね
絶妙なまとめだと思います

251: 名も無き被検体774号+ 2011/11/19(土) 23:44:17.75 ID:CAL6b4QL0
読んでる
釣りだったらいいのに(´・ω・`)

255: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 23:49:31.08 ID:sxKuHQ7f0
>>251
恥ずかしい話ですが、
私は過去の日記なども読みながらこれを書いていて、
そして時々思い出して泣いてしまっています

今はほんと、もうとっても元気なんですけどね

ずいぶん当時のことも細かくは忘れてしまったので、
会話形式などにできないところもあります

258: 名も無き被検体774号+ 2011/11/20(日) 00:08:03.22 ID:H2LOXOZe0
でもこれは決して夕子は悪くないと思う。
周りの大人がちょっとあれだっただけ。
自分を責めんように

260: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/20(日) 00:11:32.65 ID:gzUylkR50
>>258

ありがとうございます
当時は、自分を責めてばかりでしたが、
今はもう大丈夫です

では、続きです

252: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 23:44:36.67 ID:sxKuHQ7f0
続きを書きますね
結婚してからの話です
内容的には、16才から現在までの、
折り返し地点かな、という感じです

253: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 23:45:57.81 ID:sxKuHQ7f0
こうして始まった結婚生活は、
けして楽しいとは呼べないものだった。

最初の方こそ、まく吉は出勤してくれて、
私も家事にいそしんでいたが、
結局1週間も経たないうちに、
また仕事に行けなくなってしまった。

いつしか、再び自杀殳未遂を繰り返すようになり、
勝手にネットショッピングをしては浪費をして、
借金は膨れ上がるばかり。

結婚して1ヵ月後、
彼はとうとう会社からリストラされた。

254: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/19(土) 23:46:25.96 ID:sxKuHQ7f0
それを聞いた私は、心がぽっきり折れてしまった。

これ以上どん底はない、と信じていたけれど、
更に落ちることがあるなんて。
結婚して、さあ頑張ろうという意思は、
もう消えてなくなっていた。

だんだん家から出るのが怖くなってしまい、
買い物やゴミ出し以外では外出する機会も減っていった。
人の目が怖くて仕方なかった。

261: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/20(日) 00:12:55.69 ID:gzUylkR50
友人からの電話やメールも、
返すことができなくなっていた。
「元気にしてる?」
その問いかけに、作り物の
「うん、元気にしてるよ」の返事が、
出来なくなっていたから。

もう元気なんて、どこにもなかった。
ただ、絶望だけ。

262: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/20(日) 00:13:30.82 ID:gzUylkR50
悲しかったことがある。

話の冒頭にでてきた、
児童保育のSさんの奥さんから、贈り物を頂いた。
だけれど、私は完全な無気力状態になっていて、
お礼の手紙ひとつ書くことが出来なくなっていた。

数週間後、
「うちの奥さんが贈り物をしたのに、
お礼ひとつよこさないなんて、失礼じゃないか」と
お叱りのメールをもらった。

それを読んで、私は泣いてしまった。

263: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/20(日) 00:14:21.09 ID:gzUylkR50
実は、短大時代でまく吉と別れようかと悩んでいた時、
Sさんにだけは相談できるかも・・と思って、
私は幾度かメールをしたのだけれど、
返事は一度も返ってこなかったのだ。

あの時、SOSを出せた
唯一の知人はSさんだけだったので、
切なくなった。

264: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/20(日) 00:15:22.15 ID:gzUylkR50
私は確かに失礼だったと思う、
何か頂いたら、お礼を書くのは当然の行為。

でも、それすら出来なくなってしまった自分。
しなければいけないことも、何もできない。
ぼーっとしていると涙がにじんでくる毎日。

ベランダに出て、
ここから飛び降りたら楽になるかな・・・
そう、カウントダウンしては、
理性が押しとどめて部屋に戻るような、
そんな暗い気持ちに苛まれていた。

まく吉の自杀殳未遂で、あれだけ苦しめられた私が、
同じことをするのは間違っている・・・
みんなに迷惑をかけてはいけない・・・そう自分を戒めた。

265: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/20(日) 00:18:09.85 ID:gzUylkR50
まく吉はというと、週に1度、
サークルの女性のユミさんと二人で食事に行っていた。
勉強会という名目で。

深夜、私が、ふと目を覚ますと、
まく吉はその女性に電話で愚痴をこぼしていた。

「私が辛いのに、夕子は起きてくれないんだ。
私がこんなに苦しんでいるのに、
体をゆすっても、起きてくれないんだよ」

寝ているだけなのに、
なんでそんなこと言われなくちゃいけないの?
四六時中、まく吉の相手を出来るわけないでしょう・・・

私には色々な感情があったはずだけど、
ほとんどが機能しておらず、
ひたすらにどうでもよくなっていた。

266: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/20(日) 00:22:49.67 ID:gzUylkR50
結婚して10ヶ月後。
冬の到来と共に、
私の大好きだった祖母が脳梗塞で倒れた。

おばあちゃんは、とても温かくて、
にこにこと笑顔の絶えない人だった。
私が返事が出来ない状態に陥っても、
毎月のように絵葉書を送ってくれていた。

結婚が決まった時に、両親には
「絶対に帰ってくるなよ」と言われたけれど、
祖母は「辛くなったら、いつでも帰ってきていいんだよ」と
私を送り出していた。

知らせを聞いて急いで実家に帰り、
祖母の入院している病室へと向かった。

ようやく会えた祖母は、
目を開けることも、口を利くことも出来なくなっていた。

267: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/20(日) 00:23:59.21 ID:gzUylkR50
「夕子だよ、わかる?」
私は手を握り締めて、耳元で話しかけた。

おばあちゃんは、私の手を弱弱しく握り返してくれた。
温かい手だった。

何度も何度も、話しかけるたびに、
ゆっくりだけど、ぎゅっぎゅっと手を握ってくれた。

私は泣いていた。
なんでおばあちゃんに手紙を返さなかったんだろう?
話せる間に、
もっと色々なおしゃべりをしなかったんだろう?

ごめんね・・・ごめんね・・・

268: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/20(日) 00:25:55.57 ID:gzUylkR50
おばあちゃんは私の声を聞くと、
少しだけ穏やかな顔をしたように見えた。

脳梗塞で、意識は火事に包まれているような
苦しい思いをしているという話を医者に聞いていたが、
それでも祖母は私が話しかけて手を握ると、
微笑んでいるようだった。

それが、何よりの慰めだった。

おばあちゃんが好きだった、
童謡の歌をラジカセで流しながら、
面会時間ぎりぎりまで、
私はおばあちゃんに会いに行っていた。

269: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/20(日) 00:27:18.68 ID:gzUylkR50
それから、数日後、祖母は亡くなった。

母は、
「おばあちゃんはみんなにお別れを言えるように、
頑張ってたのよ」と言った。

私があんまり悲しむものだから、
兄は元気付けようとからかって笑わせてくれた。
父は、夕子が泣くのを初めて見た、と
母に向かってつぶやいていた。

私の心には、ぽっかり穴が開いてしまった。

283: 名も無き被検体774号+ 2011/11/20(日) 01:36:59.82 ID:BW5R5nrs0
宗教サークルて金せびられないの?

294: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 13:57:41.71 ID:yBmhHiQ10
>>283
私はまだ学生だったので、
特に金銭に関して要求されたことはありませんでした。
社会人で、稼ぎのある人だったら、
ある程度お金を要求されたかもしれません。

ちなみに私の実家が通っていた宗派では、
生活に支障をきたすような
悪徳な取り方はしていませんでした。

303: 夕子 2011/11/21(月) 14:29:41.29 ID:yBmhHiQ10
家に戻った時、
私はまた自分の殻に閉じこもっていた。

お互い特に会話もなく、
居間でそれぞれのパソコンを見ている日が続いていた。
まく吉は相変わらず、
パソコン上で宗教の論争に明け暮れているみたいだった。

そうして結婚して1周年を迎えたけれど、
そこに喜びはなかった。
乗り切った・・・そんな印象。

私はもう限界だったのだと思う。

304: 夕子 2011/11/21(月) 14:30:58.00 ID:yBmhHiQ10
4月のある日、
まく吉がいつものように自杀殳をすると言い出した。
ささいなケンカが発端だった。

私は、いつもなら「タヒなないで」と懇願して止めたものだが、


その時、魔が差した。


「じゃあ、私もタヒぬよ」


そう口にしていた。
それまで、決して言わなかったその一言が、ぽろっと出たのだ。

306: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 14:33:35.67 ID:yBmhHiQ10
もう生きてることになんの希望も見出せない。
ただただ、私は疲れ果てていて、眠るようにタヒにたかった。

誰も私がずっと苦しんでいることに気づいていなかった。
この3年に渡って
周りの人も家族も友人も、誰も・・・誰も・・・。
私がタヒんでも、誰も悲しまないんじゃないか・・・


もう、いいや。


私は人生を投げた。

307: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 14:35:31.35 ID:yBmhHiQ10
名前は明かさないけれど、赤色の睡眠薬がある。

当時はっきりとは知らなかったけれど、
数十錠で致タヒ量に達するものだったらしい。
私とまく吉は、それと他の薬をあるだけ服用した。
彼は、病院に行って薬をもらっては、
飲まずに置いておくことが多かったから。

意識が遠ざかる中で、「ごめんなさい・・・」そう思った。

私とまく吉は、心中自杀殳を図ったのだ。

308: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 14:37:44.09 ID:yBmhHiQ10
私は、あの時、タヒんだと思った。



目が覚めたとき、私は病室にいた。
救命器具が頭の上あたりにぼんやりと見えたのを覚えている。

どうやら胃洗浄というのをされたらしい。

あとで聞いた話によると、
まく吉は薬を飲む直前に、友達に電話をしていた。
その友達が、どうも様子がおかしいというので、
救急車を私達の住所まで呼んだのだという。

病院の人の話が、薄れていた意識の中で聞こえてきた。

遅ければ命はなかったと。

311: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 15:01:42.55 ID:yBmhHiQ10
私の両親が病院に駆けつけていた。

まだ薬が効きすぎていて、その時の記憶はほとんどない。

霞がかった意識の中で、私は実家に戻っていた。
まく吉も一緒に、引き取られていた。

ようやく意識がはっきりしてきた私は、
今度はパニック発作を起こしていた。

312: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 15:04:13.02 ID:yBmhHiQ10
心臓が痛いくらいに脈を打って、
息つぎがうまくできない。
なんとか体を起こしたいのに、
硬直してしまっている。

手に力を入れようとしても、指ひとつ動かない。
声が出ない。
目が開けられない。

私は自分の身に起こっている得体の知れぬ恐怖に怯えた。

313: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 15:07:03.63 ID:yBmhHiQ10
母が、となりにいた。
私の手を一生懸命さすってくれていた。
私は発作中、タヒぬのではないかという気持ちに駆られていたため、
最後に会えて嬉しいような申し訳ないような、
複雑な気持ちでいた。

でも、きっと本当はほっとしていたのだと思う。

終わったんだ、って。

生きてるんだな、って。

314: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 15:07:55.82 ID:yBmhHiQ10
母は、体が思うように動かない私を、着替えさせてくれた。
下着までも。
下着ひとつ変えることすら出来なくなった自分が、
情けなくて、涙が溢れた。

でも同じくらい、久しぶりに誰かに大切にされて、
その温かさに胸がいっぱいになった。


私、ちゃんと必要とされてたんだなって。
大事に思ってくれてたんだなって。

331: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 19:25:03.62 ID:yBmhHiQ10
父は、ものすごく怒っていた。
それで、私達には、出来るだけ優しく接してくれた。

また行動が早くて、とりあえず借金を肩代わりしてくれた。

まく吉が結婚前に抱えた負債は、400万円程に達していた。

住んでいた、ごみだめのようなアパートも引越しの準備を進めて、
実家に私達二人を住まわせた。

332: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 19:26:51.72 ID:yBmhHiQ10
私の父は、
「たった400万の借金で心中を図るなんて」と言ったが、
当時の病んでいた私にとっては、
それは返しきれない絶望的な金額に思えた。

その後、親に連れられて、人生初めての心療内科を経験し、
初めて自分のために出た向精神薬を服用した。

338: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 19:50:58.73 ID:yBmhHiQ10
その頃に書いた自分の日記があったので、転載しようと思う。

(私は、その頃完全に子供返りをしていたので、
文章が子供っぽいですが、温かい目で見ていただけたら幸いです)

339: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 19:51:15.60 ID:yBmhHiQ10
お薬を飲んだよ。楽チンです。

まく吉は隣で寝ているよ。
たくさん私のためにお祈りしてくれて、
寝不足なんだよ。

私はぼーっとしてるよ。
頭の中で考えてることが全部言葉に出ちゃうから、
困っちゃう。でも、気にしてないよ。

340: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 19:51:35.40 ID:yBmhHiQ10
ぼーっとしているよ。ぼーっと見てるよ。

笑顔を見ると、安心するよ。

緑がキラキラして綺麗だよ。とっても優しい緑色だよ。
目がうるうるしちゃうの。

私、田舎が好きみたい。

341: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 19:52:16.89 ID:yBmhHiQ10
まく吉がお母さんやユミちゃんに会いたいと言っていたけど、
私のせいで会えないかもしれないの。

私、今新幹線で**に行ける気がしないの。
考えただけで、涙が出るの。

家からも、一歩も外に出られないからね。
たくさんの人混みに入るの、やなんだ。

心療内科の待合室だけでも、嫌だったもん。

だからね、許してね。

342: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 19:52:33.97 ID:yBmhHiQ10
私、なんにもできないの。
でもね、神様はいいって言ってるからね。

まく吉も、治ったらでいいよって言ってるからね。
そうしたら、まく吉のお母さんとまく吉の妹さんと
妹さんの旦那さんとまーちゃんにも会いたいな。
まーちゃん、すごく可愛いもんね。

一緒に遊べたらいいな。
いつかお兄ちゃんの子どものくーちゃんとも遊びたいなあ。


343: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 19:52:58.40 ID:yBmhHiQ10
まく吉のお母さんも優しい人なんだよ。
私のこと、「夕子ちゃん」って呼んでくれるんだよ。
電話には出れないけど、嬉しいんだよ。

まく吉の妹さんも、お兄ちゃん思いの優しい人なんだよ。
いつも、まく吉を助けてくれてるんだよ。

344: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 19:53:10.45 ID:yBmhHiQ10
今日、真ん中のお兄ちゃんに会ったよ。
私を笑わせようとしてくれたよ。
だからね、嬉しかったよ。
心配してくれて嬉しかったよ。

なにも出来なかったけど、
お兄ちゃんが帰るときに、手を振ったよ。
そしたら、バイバイって手を振りかえしてくれたよ。

そんなことが、嬉しいんだよ。
涙が出ちゃうんだよ。

345: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 19:53:31.65 ID:yBmhHiQ10
上のお兄ちゃんは、私がいやだって言ったときに、
「嫌だって言うんだからやめときなよ」
って言ってくれたよ。

お父さんとお母さんは、
何から何まで、世話をしてくれているよ。

まく吉は、いつも一緒にいてくれるよ。
「笑って?」っていうと笑顔を見せてくれるよ。安心するよ。

346: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 19:53:48.43 ID:yBmhHiQ10
私、本当に何もできないのに、みんな優しいんだよ。

何もしてあげてないのに、みんな親切にしてくれるんだよ。
私、役立たずなのに、みんな私を愛してくれるよ。

だからね、嬉しいんだよ。
とても嬉しいんだよ。

ありがとうね。
いつも、ありがとうね。

347: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 19:54:08.96 ID:yBmhHiQ10
神様、私を生かしてくれてありがとうね。
私は、タヒにたくてタヒんじゃったけど、
神様は私を見捨てなかったもんね。

みんなへ。

ありがとうね。
大好きだよ。

夕子

348: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 19:55:00.38 ID:yBmhHiQ10
これは、実家に戻ってすぐの頃。

私は、孤独から解放されて。
みんなに良くしてもらって、感激していた。
嬉しかった。みんなが、ちゃんと私を見てくれる。

何も出来なくなった自分に、手を差し伸べてくれる。

それが何より嬉しくて、しかたなかった。

349: 名も無き被検体774号+ 2011/11/21(月) 19:56:12.34 ID:0QK+M1iL0
。・゜・(ノД`)・゜・。

351: 名も無き被検体774号+ 2011/11/21(月) 20:00:01.93 ID:jBOWaXa/O
泣けるぜ…

352: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:01:42.58 ID:yBmhHiQ10
>>349>>351

当時を思い出して自分自身が泣いてしまっています 汗

350: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 19:58:46.37 ID:yBmhHiQ10
だけれど、病気のほうは重かった。

父は、私を「頭がパーになった」と表現したこともあって、
泣いてしまったり。

まく吉といる時にパニック発作をよく起こしたので、
同じ部屋にはいられなかった。

父とまく吉の折り合いが悪かったのも、
私の精神をより不安定にさせているようだった。

352: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:01:42.58 ID:yBmhHiQ10
3ヵ月後、私がまく吉本人に、初めて本気で「キレた」。
ある意味、洗脳からの初めての覚醒だったともいえる。

その時の書きなぐりも残っていたので、ここに載せようと思う。

(今度は、幼児返りを通り越して、なぜか男口調になっています。
精神分裂症ではないですが、そう見えても仕方ないかも、、

本当に病んでいたのだと思います・・・
ちょっと口調が恐いかも、ごめんなさい)


353: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:02:53.04 ID:yBmhHiQ10
ふざけんな、神様へ


マジもーふざけんな。

これ以上、どんだけ苦しめれば気が済むんだよ。


ふざけんなよ、あんな男いらねーよ。

返す。

返却、返品だ。

355: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:05:00.16 ID:yBmhHiQ10
何が「一生あなたを愛します」だよ。
何が「夕子のためを思って別れた」だよ。

ふざけんじゃねーっつんだよ!!!

おめーが鬱になったのは、48年生きててそうなったんだろ?
人のせいにすんじゃねーよ。

「リーダーから夕子をかばったから、鬱になったんだよ!!」

ふざけんな、マジ。
タヒねよ。

356: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:05:20.37 ID:yBmhHiQ10
誰をかばったから鬱になったって?
あ、言ってみろよ、コラ?


おめーは見捨てたじゃねーか。

「別れよう」ってさ。

何がかばっただ?

ふざけんじゃねーよ。


357: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:06:32.32 ID:yBmhHiQ10
おめーが見捨てたんだろうがよ。

「一生、あなたを愛します」とかぬかしやがって。


おめーは結局自分が一番大事なんだろ!!!

ふざけんな、何が「夕子が一番大事なんだよ」だ。


あの時、「別れよう」っつって、リサちゃんとこいったの、
誰だよ?!

リサちゃんに告白したんだろ?

ばーか、あほ、タヒねよ、マジで。

358: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:07:08.52 ID:yBmhHiQ10
んで、「婚約者がいるから、付き合えませんー」
とかなんとか言われてさ

私のとこに「やっぱり、別れるのやめよう」
とかふざけたこと言いやがって。

あとでそのこと聞いたらさ、

「リサちゃんが、別れろ別れろって言ったんだよ!!
私が悪いんじゃないんだよ!!
リサちゃんが何度も何度も別れろっていうから別れたんだよ!!
夕子のためを思って言ったんだよ!!」

359: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:07:34.07 ID:yBmhHiQ10
バカ正直に、信じちゃってさ、当時の私。
ばーか。おまえ、ほんとバカじゃない?

その言葉、鵜呑みにしやがって。
本当に自分のために、
アイツがそうしたと信じこみやがって。

ふざけんじゃねーよ、マジで。



いっぺん、タヒねよ。


360: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:07:56.76 ID:yBmhHiQ10


一生愛すだの、夕子への愛は宇宙くらいだのぬかしやがって


本当は一番愛してんのは、自分だけだろ!!!!!!!!!!!




361: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:08:15.20 ID:yBmhHiQ10
ふざけんなって、マジで。

この5年間、どんだけ泣かされたと思ってるんだよ。
どんだけ、自杀殳未遂に脅されて、嗚咽して、懇願して、
「お願いだからタヒなないで」って言ったと思ってるんだよ。

ばーか。
ほんとにばーか。


362: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:08:37.05 ID:yBmhHiQ10
それでも結婚してやったじゃねーかよ。
結婚して、一緒に頑張ろうっつったじゃねーかよ。

結局クビになったら、私に怒鳴り散らして
自杀殳未遂を繰り返して

いつもしかめっ面。

そんなのずっと見てたら、
こっちまで鬱になるっつーんだよ。


それでも、離婚しなかったのは、
おめーのこと愛してたからだよ。

363: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:09:00.12 ID:yBmhHiQ10
離婚状なんて、紙きれ一枚、
それを渡さなかったのは、おめーが好きだったからだよ。


ギリギリだったんだよ!!!!!!!!!!!

アンタのこと、誰にも悪く言われたくなかったんだよ。
アンタのこと、好きだったから、
誰にも相談しなかったんだよ。。

んで、壊れたじゃねーかよ。


実家に帰るくらいなら、二人で自杀殳した方がマシだって

薬飲んだじゃねーかよ

364: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:09:21.92 ID:yBmhHiQ10
自杀殳、あんとき、それでもしたのは、
アンタを見捨てられなかったからだっつってんの。

分かってるの?
あんたのこと、タヒぬほど好きだったつーんだよ。

5年間、必タヒで耐えて耐えて耐えて

アンタの分まで、侮辱受けてやったよ。
アンタのお母さんからも、
妹さん夫婦からも、うちの両親からも。


365: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:09:43.85 ID:yBmhHiQ10
今、病気なんだよ!!

病気で、それでも、アンタのために
一生懸命尽くしてきたじゃねーかよ。介護してきただろ?

なのに、なんで気づかないんだよ。

まるで自分だけが人生の終わりみたいな顔ひっさげやがって。


あんたと私はふたりで、一人になったんだろ?!

違うか?!


366: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:10:08.42 ID:yBmhHiQ10
ったく、こんなこと、
病人のアンタにはいえねーよ。
言ったら壊れちまうもんな。

「どうせ俺が悪いんだろ!!!!!!!」

常套句。

「タヒねばいいんだろ!!!!!!!!!」

はいはい。

「もういいよ、俺がいなくなればいいんだから・・・」

はいはい。


367: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:10:59.43 ID:yBmhHiQ10
もうね、疲れたよ。

うちの親は、アンタのこと悪く言うし。
アンタは、うちの親のこと悪く言うし。

ふざけんなよ。こっちの身にもなってみろっつーんだよ。


疲れ果てて、ちょっとPCに向かってるぐらいで、

「夕子は私のこと、愛してないの?!」
ってヒステリックに怒鳴りやがって。


368: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:11:22.94 ID:yBmhHiQ10
あーあ、最低、最悪。

今日は最高に最悪な爆弾まで投げつけてきやがったな。

マジで、これが最後だろーな?


アンタ、自分のために私を見捨ててリサちゃんとこ行って。

リサちゃんにフラれて私のとこのこのこ帰って来たくせに。



てめー・・・・

「夕子をかばったから、鬱になったんだよ!!」

は、ねーだろうがよ!!!!!!!!!!

369: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:11:45.68 ID:yBmhHiQ10
私は、アンタが私を裏切ってリサちゃんとこ行ったことさえ
ずっと、黙って、誰にも言わなかったじゃねーか。

いっつもいっつも、我慢してたじゃねーか。

愛してたから、我慢してたんだろ?違うか?


ふざけるな。

誰のせいで、鬱になったって?

夕子をかばったから、鬱になった?

はーん?


370: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:12:02.17 ID:yBmhHiQ10
こんだけ5年間。

どんだけ、アンタのために、アンタだけのために、
心砕いたと思ってるんだよ。

もー、疲れた。縁きりてーんだよ。

なのに、結婚指輪、
左手から外せねーじゃねーか、ちくしょう。

くっそー、ふざけんなよ、マジで。


おめーが好きだっつってんだろ!!!!!!

そろそろ、気づけ!!!!!!!!


371: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:12:55.03 ID:yBmhHiQ10
おめーのためにどんだけ、私が無理してきたか、
どんだけ、自杀殳するまで、夫婦で服毒自杀殳するまで、

そこまで、愛したのに。

「夕子をかばって鬱になったんだよ!!!」

は、ねーだろうがよ!!!!

バカ言ってんじゃねーよ。



タヒねよ



ほんと、一度タヒねよ。


372: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:13:14.10 ID:yBmhHiQ10
私は精神病院行くさ。
もう、アンタの顔なんて見たくないからね。
離婚状の代わりに精神病院行くだけっつってんだから、

有難く思っとけよ。

分かったか?

わかんねーだろうな・・・

鬱だもんな・・・

分かるよ、分かる。


373: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:13:35.92 ID:yBmhHiQ10
46年辛かったんだろ?

分かる、22年生きてて私だって辛かったさ。


でもさ、一つ言わせてもらっていい?


あんたさ・・・・

当たり前だと思ってるだろ・・・

とりあえず、生きてることすら・・・

私に愛されてることすら・・・

うちの両親に借金肩代わりされたことすら・・・・


374: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:14:05.27 ID:yBmhHiQ10
もう、そろそろいい加減、私を縛るのやめてくれない?

疲れたんだよ、ほんとに。

「夕子、夕子」ってうぜーんだよ。

幼児か、てめーは。


一人じゃ生きられないとかなんとかさ、いいやがって。

私が冷たい態度とったら、薬大量に飲もうとしやがって。

「お願い、お願いだからタヒなないで」

って嗚咽して、抱きしめて、必タヒにこらえて。


375: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:14:43.21 ID:yBmhHiQ10
そんなもんばっかに甘えてるんじゃねーよ。

外面ばっかり、よくってさ。

私には甘えてばっかりでさ。


全部、何かあったら、最後は「夕子のせい」。

あっそう、そうですか。



はいはい。

もう、いいですよ。

この5年間はなんだったんでしょうね?
あなたと過ごした月日は、なんだったんでしょうね?

376: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:15:07.55 ID:yBmhHiQ10
リサちゃんのことで、裏切ったのに、


誰が、私をかばったんだって??


んで、鬱になったんだって?????????


そう、そうですか。

分かりました。

私のせいで鬱になったんですね~はい、了解です。

はいはい、そして私が鬱になったのも、自業自得ですもんねー

はいはい。

377: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:16:06.12 ID:yBmhHiQ10
じゃあ、私は精神病院に消えてやるから。


鬱の原因、いなくなっただろ?


一人で枕濡らして、泣いてやがれ、バカ野郎。





はい、終わり。

夕子


378: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:19:45.47 ID:yBmhHiQ10
続いてこれも書いてあったので、載せます。
(当時、私はまく吉を
「旦那さま」と呼んでいたらしい・・・もう忘れていました)

379: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:20:18.10 ID:yBmhHiQ10
その前後の経緯。

まず、私が両親と旦那さまの間で板ばさみになっていたことで、
非常に苦しみを覚え、そしてイライラして、
そして友達二人に泣きついた。

そしたら、チャットをして遅くなった私に、旦那さまが激怒。

そうしてなぜ、板ばさみになっていたのかと問いただしてきた。

私は、そんなこと口が裂けても言えないと思った。

そしたら私の両親に直接聞くと言い出したので、父を呼び出し。


380: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:20:46.13 ID:yBmhHiQ10
父親とまく吉の応酬が続いた。
旦那さまは怒鳴り声をあげて叫んでいた。


「私が悪いんですか?!そうなんですか?!
なら出て行きますよ!私のせいで夕子が調子悪くなるなら、
出て行きますよ!!」

そんなことを言っていたような。

それで、その後私が泣き出して嗚咽してしまった。

「もうやめて、お願いだから。
私が悪いんだから、もうやめて」


381: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:21:09.96 ID:yBmhHiQ10
「私が男の人とチャットやってたから、
だからまく吉怒って、、
だけど、私は女性に全く心が開けないから、、
その人達しか友達いないから、、
誰も傷つけたくなかったから、、」


父「女性に心が開けんとはどういうことや?!」

「おまえはなんで俺たち(親)に何にも言わんのや?!」

激しく責められた。

382: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:22:10.59 ID:yBmhHiQ10
そうして私は幼稚園のときのトラウマから、
女性に服従するような体質になってしまったこと、

そしてそのことを親に相談することも出来ず、
それが原因で、
私の中ではもう親というものは
存在していなかったことを話した。

父親は更に激怒、
その幼稚園のことについてもものすごく怒っていた。

そうして私は連れられるがままに、実家に帰って寝た。

383: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:22:39.37 ID:yBmhHiQ10
そして翌日、寝た後で心も落ち着いて、
旦那さまの世話を焼いたりした後、
母となんとなくしゃべっていたら一番の爆弾がやってきた。

(5年前)
「リーダーから夕子をかばったせいで鬱になったんだ!!」
が、彼の本音だということを、知ってしまった。

私はあの時取り乱していて忘れていたのに。


そうして、何かがキレた。

私の中で激しくキレた。


384: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:23:20.83 ID:yBmhHiQ10
私は、自転車に乗って、田んぼ道を走って、

台風が来るとかゆってたのに
なんでこんなに空は青いんだ、
田んぼを流れる風は綺麗なんだと思い、
そうして気づいたら嗚咽して泣いていた。

泣きながら走り、そうして、木陰に来たとき、
私はずっとそこで泣いていた。

どぶ川に、光が弾けて、異様に綺麗でキラキラしていて、
なんだかそんなものをぼーっと見ながら泣いていた。

そして、神様に文句を言った。


それが、上記の「ふざけんな、神様へ」。


385: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:23:50.17 ID:yBmhHiQ10
だが、怒りも収まると、
私はまた旦那さまを抱きしめて「愛してるよ」と言った。

しかし父は、
「これで、4度目くらいか?
こんなんじゃ、二人とも良くならん。
夕子は精神病院か・・・
まく吉さんは妹さんに引き取ってもらうからな」

といった。私は、放心、しかし身が裂かれる思いでもあった。
私は、旦那さまを愛しているのだから。

386: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:24:26.23 ID:yBmhHiQ10

転載は以上です。


当時の私は、まく吉に完全に依存していたのだな、と思う。

ここから、まく吉との別離を経て、私の自立への道が始まった。


387: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 20:31:19.03 ID:yBmhHiQ10
とりあえず、ここまでです。

急に口調変わって不気味かもしれませんが、
当時のものをそのまま載せました

388: 名も無き被検体774号+ 2011/11/21(月) 20:49:27.56 ID:Lt9dOjLKO
目から汁が…

389: 名も無き被検体774号+ 2011/11/21(月) 20:57:38.01 ID:57skLkvI0
夕子たん。。。(´;ω;`)

390: 名も無き被検体774号+ 2011/11/21(月) 20:59:28.77 ID:y0UfXpGN0
お疲れ
切なくなったけど次楽しみにしてる

391: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 21:03:30.29 ID:yBmhHiQ10
>>388-390
お返事ありがとうございます

引かれるかなってちょっと心配だったので
レスがついて安心しました


今日はここまでです
何か質問あったら答えますね

392: 名も無き被検体774号+ 2011/11/21(月) 21:10:50.38 ID:0QK+M1iL0
お疲れ様。引いてはないよ。
この時点ではまだ離婚してないよね?
結婚生活はトータルどれくらいでしたか?

394: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 21:17:45.69 ID:yBmhHiQ10
>>392
ありがとうございます

この時点では離婚していません

私の病状がかなり重かったので、
判断力が正常になるまでは離婚できない、
という医師の判断がありました

結婚生活は、実質、暮らしたのは1年ちょっとですが、
離婚するまでの期間でいえば、ざっと3年ですね

393: 名も無き被検体774号+ 2011/11/21(月) 21:15:16.09 ID:g7IHkXzb0
今でも夢はカウンセラー??
信仰は⁇

396: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 21:23:23.89 ID:yBmhHiQ10
>>393
今の私の夢は、いつか平凡で幸せな家庭を築くことです

カウンセラーになって大勢の方のために働くことは、
到底かなわなくなってしまいましたが、

私自身がちゃんと自分の足で立って
将来できるだろう、自分の家族を守ってあげたい

子供を健やかに育ててあげたい、そう思っています

あ、信仰ですが、今はよく分かりません
特に強い思い入れは何もないです

でも、どこかに神様はいるんじゃないかなって
なんとなく思ってます

395: 名も無き被検体774号+ 2011/11/21(月) 21:19:23.17 ID:n7bKsrLI0
おつー
ようやく自立がはじまるんだね
わくてか

397: 夕子 ◆UL6c7.AL3TJI 2011/11/21(月) 21:27:27.77 ID:yBmhHiQ10
>>395
読んでくださってありがとうございます

ほんと、ようやく~です!
まだまだこの後も転んだり転んだりryですがw

409: 名も無き被検体774号+ 2011/11/22(火) 08:37:04.04 ID:SOvGVWONO
転載キツすぎて途中飛ばしてしまった
すまん夕子

当時の夕子は愛してるから
好きだから尽くしたように書いてたけど、
今でも本当におっさんのことを愛していたと思ってんのかな?

今幸せな恋愛してるなら
話の最後に聞かせてくれないか。救われんから

410: 名も無き被検体774号+ 2011/11/22(火) 10:27:14.70 ID:aPHjkUbe0
洗脳じゃないね、依存やね。
なんか自分ばかりが被害者みたいに書いてるけど、
その男をそこまで甘やかしてグズをドクズにしたのは自分。
言いなりになるのが愛情ではない


今はいい恋愛してることを願ってます。

411: 名も無き被検体774号+ 2011/11/22(火) 11:19:24.36 ID:IuDVswhb0
全部読んだけど、何かものすごい苛々した。
洗脳とかいってるけど、正直自分には信じられない。
ここで泣けるとか言ってる皆も信じられない。
ちょっと考えただけでも、
手遅れにならないうちに気づくはず。

16とかってそれほど子供じゃないでしょ。
馬鹿としか言いようがない。
釣りだといいね。
あなたも十分メンヘラだと思うし、
結婚するのには精神が幼すぎる。まだ子供だったんだろうね。
夫婦なのに支えあえてないじゃん。

414: 名も無き被検体774号+ 2011/11/22(火) 12:59:45.84 ID:KxBcaG3q0
>>411は幸せな環境で
ぬくぬくと育ってきたんだろうなぁと思う

417: 名も無き被検体774号+ 2011/11/22(火) 13:24:36.74 ID:eQub+ZQz0
>>411
まぁ、釣りだったとしても
ここまでではなくても、この手の話はある。
自分の周りでもあった。

何もかも信じられないというのも自由だけど
自分の知ってる範囲でしか物事が考えられず
「馬鹿みたい」というのは
いかに>>411が視野狭窄に陥ってるか。ということだな。

420: 名も無き被検体774号+ 2011/11/22(火) 14:43:17.70 ID:IuDVswhb0
>>411だけど、
信じられないっていうのは、何度も疑うべき時、
逃げるチャンスはあったのにずるずるいって
自ら不幸な道へ行ってるのが信じられないっていうこと。

確かに詐欺に合う人がいるように、
このような体験をする人がいるのも事実だろうけど。
ひとりくらいこんな意見があってもいいよね。
空気悪くしたのは謝る。

421: 名も無き被検体774号+ 2011/11/22(火) 15:24:20.12 ID:ebyAAbqQ0
>>420
IDがDVだw

まあ、みんなにちゃんの体験談スレに
正論がまかり通っててドラマ性の無い
お利口ちゃんのつまらないお話は求めて無いんだよ。

バカな選択もあり得ないシチュエーションも
生きてりゃあったりもする。
1は滅多にない経験をして、
それを乗り越えたから書いてくれてるんだよ

422: 名も無き被検体774号+ 2011/11/22(火) 15:24:32.60 ID:KD2hegNn0
というか、別にこのスレにかぎらず、
すべてのスレが嘘かもしれないわけで
本当か嘘かなんて他の人にはわかるわけがない
でも、そんなことは皆わかってやってることで
それをわざわざレスしてることに、びっくりしたんだが
まあ、本当だろうが嘘だろうが俺は良スレだと思ってるけど

424: 名も無き被検体774号+ 2011/11/22(火) 16:27:31.30 ID:aPHjkUbe0
>>420
分かるよ感覚として。
でも結局>>1にならないと分からないこともあるかなと思ったり。
悲劇のヒロインに無意識に酔ってるとこがないとは言わないけど


まあ釣りかもだし
あんまり力まずー。
引用元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1321589870/
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