【前編】某宗派の現役の僧侶です。先日ちょっとビックリした事に遭遇して自分でも混乱してるんです…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
171:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
戻りました。

どうすれば良いかを考えている時にふと、ブルーシートの中が気になりました。
作業服の男性が消えたってことは、もしかしたら、骨が消えているんじゃないか?
それをTさんに伝えてシートをめくって頂きました・・・骨はありました。
じゃあ、作業服の男性と関連はないのか?また分からなくなってしまいました。
奥様にも促され、一旦リビングに戻ることにしました。
その場で丁寧に合掌をして室内に戻りました。


Tさんも奥様も先程の偶然を想像以上に勘違いされ、
私の事を漫画の退魔師みたいな風に思っている期待感みたいなものがひしひしと伝わって来ました。

私はそういう事が出来る僧侶ではないこと、
先程のことは単なる偶然であることを正直に言いましたが、
これまでのストレスもあったのでしょう、
それでもさっき目の前で出来たから的な解釈をされた様でした。


お茶を頂、改めて整理をしようと提案しました。
まず、去年の夏か秋に骨がみつかり、それから不可思議な音や窓の揺れ、先程の男性が現れる様になった。
しかも、骨は写真に写り、触れる実体物なのに役場の職員が来た時に限って消えていた。

「他にはありますか?」

Tさん
「あの・・・誰もいない場所から人の声が聞こえることもあります」

「どんな風に、何を言ってるかわかる感じでしょうか?」

Tさん
「あー、とか、うーん、とかそんな感じの男性の声だよなぁ」
と奥様に同意を求めました。

奥様
「ハッキリした人の会話みたいなのは聞いたことないんですけど動物の泣き声とも違うんです。
主人の言うような人だって思えるような、人の声に聞こえる声なんです」

「で、先程のお庭での件ですが、私には作業服を着ている様にみえたんです。
様にというか、灰色の作業服がハッキリみえました」

Tさん
「私がこれまでみてきたのは、さっき言った通りいつも汚れたTシャツ着てます、なぁ」



172:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
奥様
「そうですね、私も男の人は汚れたTシャツを着ている人です」
何で見え方に違いがあるんだろう?

そういえば、この部屋で最初に窓が揺れているのを見たとき、
ガラスの向こうには何も見えなかった、

これも何か矛盾してる・・・庭で見たあんな風な掴み方してたらこちらから丸見えのハズなのに・・・
しかし、まさか人が揺らしてる感じで揺れていたのが本当に揺らす様なことしてたとは・・・

「この土地って元々はどういう土地だったんですか?」

Tさん
「私も気になって調べたんですけど、記録が残っている分では
もともと耕作地でバブルの時期あたりに宅地に転用したみたいなんです。

元の所有者に聞いても書類維持に必要で小屋みたいなものは建てた事はあるが、
ウチみたいな本格的な建て屋は初めてとのことでした。
何か因縁や怨念、事件があったとかは無い感じなんです。」


「でもこの付近、他に人家が少ないですよね?」

174:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
Tさん
「そこが気に入った部分でもあったんでこれまでは全く気にしてませんでした」

「近所、っておかしいですが、近くに住んでる人達に何か聞いたりはしましたか?」
何だか僧侶というかもう警察か探偵みたいな感じになってます。

Tさん
「ええ、変な噂が立つのは困るし、こういう田舎だし、私たちはいわゆるよそ者なんで
遠まわしにしか聞けてませんが、聞きました。
でも何かこういうことの原因になる様な話は今まで出てきたことはありません」

奥様
「もともと、何だかここの人達はあまり、親切ではない感じはしてましたけど、
住んでこんな事が起きるまでは、綺麗な自然と風景をすごく気に入って気にならなかったんです。
主人が言った通り、田舎に来たよそ者だから仕方ないけど、
何か干渉してくるわけではないからこちらからも積極的に交わる様なことはしてませんでしたし・・・

だから近くのお寺と神社から断られたと最初は思ってました」
180:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
「あの、では、私に見えた作業服の男性に何か覚えとか、何か心当たりみたいな・・・」

Tさん
「最初に車の中でお話した通りで、私たちには覚えの無い関係ない人間だと思います」

「私、あの男性のお顔を拝見しようとして最後まで見えなかったんですが
Tさん、奥さん、顔は見たことありますか?」

Tさん
「お坊さんも見えなかったですか、
私たちも男の人というのは確実に分かるのに顔は一度も見えたことないんですよ・・・
でも作業服ということも一度もないと思いますが」


奥様
「そうですね、いつもTシャツの姿なんですけど」

お二人の会話に少々気になる箇所があることには気が付いていたのですが、
今はそれよりも、一刻も早く何か対策をして、
治められるものなら治めて、移設するなら移設を完了させて、早く帰宅したいと思っていました。


そう考えて行くうちに、ふと嫌なことを思い付いてしまいました。
ビビリのくせに、不思議な話、怖い話、UFO、UMAなどに興味がある私は、
Tさんたちと私では、男性の服装が同じに見えないこと、
でも、その顔はお互いハッキリ見えない・・・

もしかしたら、例のブルーシートの下の穴にある骨に人骨が含まれているのではないだろうか?
それで供養を望まれていて、それを伝えるために
不可思議な現象を起こしているのではないだろうか?

通常の供養みたいなことをすれば、ひょっとしたら全ておさまるのではないだろうか?
という風に推理を展開しました。
が、もし推理通り人骨があったとしたら、
事件、警察沙汰になるなぁ、とも思いました。
181:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
その素人推理をお二人に話しました。

Tさん
「もし、お坊さんが仰る様に人骨が見付かったら、事件ですよね・・・」

奥様
「え?杀殳人事件とか、そういうのですか?」

「いや、そう決まったわけではなくて、杀殳人とかは違うと思いますが、
何かそういう弔われていないかたの意志みたいな現象に思えたので・・・」


Tさん
「あれだけ沢山骨があったら確かにわからんかもしれん」

奥様
「え?」

Tさん
「お坊さん、具体的にどうしたら良いですか?」

「えーっと、私も確信ないですし、どうなるか正直分からないんですが、
先ずは、ブルーシートの下から出来るだけ全部、掘り起こしてみませんか?」

奥様
「出てきたら、どうするんですか?本当に人の骨が・・・」

Tさん
「でも、そうしないと何もかわらないから、やるしかないかもしれん」

私は法衣を着ていたので申し訳なかったのですが、直接お手伝い出来ませんでしたが、
ブルーシートの下を掘り起こして、大きさ、種類別に出てくるものを分ける作業が始まりました。
182:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
その間すぐそばで合掌しながら経を唱え続けました。
お二人は休むことなく1時間くらいは掘り続けたと思います。
最終的には多分、畳4枚(4畳)分くらいのスペースにみっちりと敷き詰められました。

不謹慎な言い方ですが、頭蓋骨が出て来てたら確定だったんですが、
その頭蓋骨らしきものが出て来なかったのと、
人の生タヒに関わる立場ながらお医者さんでもないので、どれが人骨なのか、

そもそも人骨があるのかどうか、掘り起こした状態の骨ではさっぱり分かりませんでした。

そこで、私がお二人に
「正直この中に人骨があるかどうか分かりません、
でも、これだけの骨が出てくるというのは矢張り普通ではないと思います。
なので、この骨を全部まとめて今日これから弔って、

例えば、敷地の端っこにでも丁寧に埋葬しなおして、気に掛けてあげたら如何でしょうか?」
と提案しました。

Tさん
「まさか、ここまで出てくるとは思ってなかったし、
不思議とこれだけのものが出てきても私、ここから引っ越したくないというか、
引っ越そうという気持ちにはなれないんです。

勿論、引っ越すお金もないですし、なんか、これだけのものを見てしまったら、
なんか可哀想になってきてしまって・・・
牡蠣殻は別にしても動物の骨は仰る通りお弔いしないといけない気がします」


奥様
「私も不思議なんですが、あれだけ嫌だった気持ちがなんか、主人と同じで急に可哀想な感じに
可哀想じゃなくて、哀れに思えて来ました」

183:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
先程までの嫌な空気が段々和んでいく方向に変わって行くのを感じていました。
Tさんは、敷地の端、広葉樹(すいません名前がわかりません)のあるところの近くまで行って私に
「ここで良いでしょうか?」と尋ねられました。

「良いと思いますよ、その樹が墓標にもなるでしょうし」
Tさんと奥様は、大きさ別に丁寧に骨を運び、その後一緒に牡蠣殻もすべて運ばれました。
そして改めて、その樹の下を掘り始められました。

私は何かほっとした感じになって、気を緩めていました。
その時でした。穴を掘っているTさんが
「あっ!」
と大き目の声を上げました。

「どうしました?」
と私が近付こうとTさんに向かい始めた時、穴を掘って出る土を運んでいて私の後方にいた奥様が
「あっ!」
と大きな声をあげました。

え?何?なにがおこったの?どちらの方向も見ましたが、
咄嗟にどっちに動いたら良いのか分からず、またフリーズ状態になってしまいました。


申し訳ありません、また少し離れます。
184:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
>>183
うわー
いいところで!!
185:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
お坊さん、待ってます。
これを見るのが今一番の楽しみです
187:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
予想では近所の嫌がらせかと思ったけど違ったか
188:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
ところで、お墓のようなものって何だったの?
189:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
>>188
骨が埋葬されてるとこってことじゃないかな?
190:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
続けます。
「お坊さん、こっち、こっち」そう言いながらTさんが掘っていた穴(ご自分の下半身が隠れる位の深さ)から飛び出したのが見えたので、条件反射でそちらに向かいました。

Tさん
「お坊さん、穴、穴」
Tさんが穴の中を指差します。が、何もありません。掘られた普通の空間があるだけでした。

「どうしました?」

Tさん
「え?あれー?いない?さっき、あの男が私にむかって拝んでたんですよ、
掘った中から、私の足元から私にむかって、拝んでたんですよ、
突然出てきて、だから流石にびっくりして」


「あ、奥さん!」
私は慌てて奥様の方を振り返って奥様の状況を確認しました。
奥様は私たちの上、樹の上の方に視線を向けていました。

私は近付いて「奥さん大丈夫ですか?」と聞きました。

奥様
「はい、大丈夫です、大きな声だしてすいません、
あの・・・さっきまであの樹の上にあの男の人がいて、
それでビックリして声が出てしまって、主人を見てる感じで樹の上にいたんです。

でも、お坊さんが近付いたら消えていって・・・お坊さん、見えましたか?」

「いえ、私には今回は見えませんでした」

奥様
「あの・・・天国にいったんでしょうか?」

「えーっと、天国というのは私たちの言葉ではないのですが、浄土ですね、
極楽浄土って聞いたことないですか?まぁあれです、言葉はともかく、そうだったら良いですよね
埋葬終わったら、改めて法要致しましょうか」

そう言ってあらためて樹をみましたが、特段変わったものはありませんでした。

192:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
この様な場合への対応は元々私たちにはありませんので、
自分なりにふさわしいと思う経を唱え、私なりのお弔いの形をとらせて頂きました。


先日に余計に気をまわして用意した抹香(線香ではなんとなく場違いな気がしたので)を
しかも上等(という表現は適切ではありませんが)白檀を焚き、お二人にも経本をお渡しし、同音でお浄土への成仏を、人間、動物、その穴に埋葬されたと思われる全てのものに対して祈らせて頂きました。

まだ夕方にはなっておらず、この分だと明るい時間に帰宅できるなと思っていました。
またリビングに戻り、一応、無駄かもしれないが、
埋葬した骨に人骨が混ざっている可能性を役場に話した方が良いこと、
勿論、不可思議な現象については無駄に話さないこと、

もし、役場の人間が相手にしないならそれで良いし、
何かあれば私にも連絡をしても構わない

などを話していると、奥様がこう言いました。

奥様
「庭の件は、本当にお坊さんのお陰で助かりました、ありがとうございます」

「いえ、こういうご縁も正直珍しいですが、お役に立てたなら幸いです」

Tさん
「本当にありがとうございます」

「いえ、いえ」

奥様
「それでですね・・・最初に主人がお話した「お墓みたいなもの」のことなんですが・・・」

・・・え?
194:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
「ちょっと、待って下さい・・・今、庭でおこなったことじゃなかったんですか?」

Tさん
「すいません、実はあれは1つなんです」

「え?だって骨とか、あの男性とか」

Tさん
「ええ、でもお墓みたいなものじゃないですよね・・・骨捨て場みたいなところだったですが・・・」

「え?じゃあ、別なんですか?」

奥様
「はい、申し訳ありません、お墓みたいなものは、2階にあるんです」

ええええええええええええええええええええええええええええええ?
はぁああああああああああああああああああああああああああああ?
嘘でしょ?
何だったの今までの出来事・・・充分不思議体験させて頂きましたし、
ビビリで退魔師でもないけど、相当頑張りましたよ・・・私・・・

うわぁ・・・無事に家に戻れるかな・・・

そのままの心境が相当表情に出てたんだと思います。
Tさんが土下座に近いポーズで
「お願いします、さっきもお坊さんのお陰で救われたんです、だから大丈夫だと思うんです」
と仰いました。

「いや・・・流石にちょっと・・・あの・・・
さっき言った通りあれもまぐれみたいなもんですから・・・」


こんなこと現実としてあるんかいな・・・案外夢かもしれんなぁ・・・
現実逃避みたいな思考になって来ました。

195:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
そういえば、庭の骨の話の時も1つって言ってたなぁ・・・
「あの・・・正直に仰って頂きたいんですが、さっきの骨とその2階のことと、あと他にも
何か、あるんでしょうか?」

Tさん
「いえ、あとは、というか、本当にお願いしたかったのは2階の件で、後はそれだけです。
お坊さんが来て先に、あの男のことが起きたんで、2階の話をしてる余裕がなかったんです
本当にすいません」

「でも、さっきの話だと、去年庭から骨が出てから色々起こり始めたって・・・」

奥様
「はい、そうです、2階のも、それからなんです・・・」

「だったら、もうおさまってるかもしれませんよ」

Tさん
「はい、そうだったら良いと思ってはいるんですが、
念のため一緒に2階に行っていただきたいんです」


「ちょっと待って下さい、2階に関連して起きる症状というか、
現象をまだお聞きしてないんですが」


Tさん
「あ、そうですね・・・」

「というか・・・本当に失礼な発言だと思うんですが、そこまで色々あってよく引っ越しませんね。
私一応僧侶ですが、相当怖いです。というか、本気で引越し考えた方が良くないですか?」

Tさん
「・・・。」

奥様
「すいません・・・」

「あ、すいません、言い過ぎました・・・申し訳ありません」
精神的にもだいぶヤラレテ来ているのが自分でも分かりました。
何だか普段感じない苛々を感じていました。
197:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
「Tさん、実は車中でお聞きしてた件で気になった箇所があったんです」

Tさん
「はい、なんでしょうか?」

「あの・・・お二人で住んでいらっしゃって、お子様はいらっしゃらない、近くに人家もない
なのに、Tさんは、「周りに聞こえたら」と仰いましたよね、それは2階に関係あるんですね?」

Tさん
「・・・はい」

「奥さん、奥さんとの会話にも、先程庭の件でお話してて気になった箇所があるんです」

奥様
「・・・はい」

「Tシャツかどうかの話の時、男の人は、っておっしゃいました」

奥様
「・・・はい」

「ということは、さっきの男性以外にもヒト的なものが他にいるってことですね、その2階に」

奥様
「・・・はい、2階にだけ、ってことではなくなってきてるんですけど・・・主にそうです、すいません」

うーん、本当にどうにかなるんかいな・・・そう思いながらもう片方では、
何だか非常に
腹立たしくなって来ていて、妙なやる気というか、勘違いな使命感みたいなものを感じていました。


198:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
まだ続き書こうと思いましたが、明日の準備があるので
本当に中途半端な状態で毎回大変申し訳ないですが
今日はここまでにさせて頂きます。
このペースで書ければ明日で終わると思います。
長々駄文続けて本当に申し訳ありません。合掌
199:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
>>198
お疲れです。
続き楽しみにしてます。
201:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
やっと追い付いた

>>198
テラ楽しいーーーーーーーー!ww
でも今夜で終わっちゃうのか…残念
他にもあったら是非聞きたいです
202:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
こんばんは、今日で終われるように出来るだけ急いで書いて行きます。
また途中、離れると思いますがご容赦下さい。


「あの、2階で起きたこと、起きてること、
お二人が困ってることを具体的に
お聞きしたいんですが・・・」

Tさん
「はい・・・すいません・・・始まりはお話した庭のバーベキューのあと位からです。
最初は、今はあの廊下のところの部屋で寝てるんですが、
前は2階の海が見える部屋で寝ていたんです。
すごく見晴らしも良くて・・・それがあの後から突然、
人の気配とかじゃなくて、あのお墓みたいなものが部屋に出てきたんです。

2階の寝てた部屋に突然浮かんでたんです」

「浮かんでた?」

Tさん
「はい・・・やはり見て頂くのが一番良いと思うんですが、上手く言えないんですが、
SF映画みたいにCGですかね、あんな感じで
部屋にぼんやりお墓みたいなものが浮かんでいたんです、
もう驚くしかなかったし、そこから音とか声みたいなものが聞こえてくるんです」


奥様
「音とか声とかじゃないんです、主人の言ってるモノから、人みたいなモノも出て来るんです、
出てくるというか、こんな感じで(両手を突き出して)ぼやーっと出て浮かんで、
たまに下に下りて来たりもするんです」


Tさん
「嘘じゃないんです」

「ええ、ここまで来れば勿論少しも疑ったりしてませんから安心してください、
で、どれくらいの大きさで、どんな形なんでしょうか?」
203:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
「出来たら紙か何かにかいていただけますか?」
奥様が紙とペンを持ってきて下さり、Tさんが描いてくださいました。

Tさん
「こんな感じです、だよなぁ」

奥様
「はい、こんな感じで大きさは、どうでしょう・・・これくらい(両手で四角をつくりながら)です」

紙には長方形と正方形が組み合わさった確かに墓石に見えるモノが描かれていました。大きさはだいたい30~40cm四方くらいな感じでしょうか・・・

「あと、これがあって起こる嫌な目というか、そういうのは・・・」

Tさん
「もう存在そのものです、そんなモノが四六時中部屋にあって、いや浮かんでて、そこから音とか声とか、人みたいのも出てくる、そういうの、とんでもなく嫌ですよ」

「物理的にというか、体に感じる痛みとか苦しみとか、そういうのはないんですか?」

Tさん
「そう言われたら、そういうのは無いですが、ストレスが酷いです、精神的に苦しめられてますし」

奥様
「だから、もう半年近く2階には上がってないんです何しろ怖いんです」

「わかりました、というか分かってないんですけど、2階に行ってみましょう、
ただ、私に解決出来るかどうか、本当にわかりませんから、そこはご了承下さい
それと、私以外に誰かにこの話しましたか?」

Tさん
「いえ、骨までは知ってる人はいますが、ここまで話したのはお坊さんがはじめてです」

三人で2階に上がる階段へと向かいました。
204:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
こんな時だからでしょうか、何度も書きますが基本的にビビリなので嫌な事を思い出してしまいます。
その階段の下についた途端、
昔「ほんとうにあった」で観た階段の上からぼんやりとした白い洋服の女性が下りてくるが、
いつまでたっても胸以上の部分が見えない、でも確実に下りてくる(胴体が異常に長い女)という映像を思い出しました。


やっぱビビってんなー、自分で何かおかしくなってしまいました。

「ではあがりますよ」Tさんが先頭に階段を登りはじめました。

とにかく何かあれば庭でやった事を速攻でやろう、それだけは決めていました。

205:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
階段を登りつめるとTさんが
「あ、かわっとる!」とおっしゃいました。

「え?何がかわったんですか?」

Tさん
「前よりもハッキリみえるようになってます、おい」
と奥様を呼ばれました。奥様も

「ほんとうに、前はこんなにハッキリみえてなかったと思います。
もっとぼやっとした感じだったのに・・・」

私も二人の後からその部屋に入りました。
すると、そこには先程描いて頂いた様な墓石の様な物体はなく
蝶や蛾のサナギみたいな物体が、本当に浮かんでいました。


「さっき描いて頂いた形と随分変化してますよね・・・」

Tさんと奥様ほぼ同時に「え?」

「え?」

Tさん
「いや、一緒でしょ?お坊さんお墓みたいなのに見えないですか?」

「え?」

何でこうなるの?

「あの、私には蝶か蛾のサナギみたいなものに模様が入ってるモノにみえます」

Tさん、奥さん
「え?」

庭の作業服の時と同じ現象でした。
206:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
多分、理由など考えても現状意味がないと思ったので、
「ちょっと写真撮ってみますね」と言って携帯で撮影に挑みました。
(書き忘れてましたが私はまだガラケー使ってます2014年製のモノです)

これは流石に写らないかも、と思いましたが素直に、カシャっと撮影音がしました。
その瞬間、サナギがブルブルと震えるような動作を始めました。

Tさん
「うわ」

奥様
「ぎゃっ」

お二人にも先程とは違った状態になったのは見えていた様でした。
早々に携帯をしまい、庭と同じ様に、
念珠をもって合掌し両方の親指で独鈷杵を押さえながら名号を唱え、梵字の音読みを口にしました。


すると、最初にこの家で体験した様な「バンッ」という大きな音と振動がして、
それから急に物凄く臭い臭いが漂いはじめました。

「臭い・・・」と思いながら唱えを続けているとTさんが

「お坊さん、何かすごく臭い、物凄い嫌な臭いがしてきました」と仰いました。

何か今私がやってることに、正しいか誤りか分からないけど反応はしてると確信しました。
207:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
「臭い」
「くさい」

Tさんも奥様もそう何度も口々に言いましたが、そこから逃げ出すようなことはしませんでした。
その間も「バンッ」という大きな音と振動は続いています。
私も何が正解か分からないので唱えを続けました。
体感では5分位でしたが、実際はもっと短かったんでしょうが、矢張りその間長く感じました。

そして夢中になって繰り返していくうちに庭と同じく、目を閉じてご本尊を強くイメージして
嫌なモノを祓うということでなく、成仏して頂くという気持ちを強くしました。
見えてない閉じた目の中で、なんか空間が「グニャっ」いう感じで曲がった気がしました。

「あ!消えた!お坊さん、消えましたよ!」Tさんが大きな声で仰いました。

ほっとして目を開けると、Tさんと奥様が手を繋ぎながらピョンピョンと小さく跳ねていました。

奥様が
「あ、すごく良い匂いに変わってる・・・」

Tさん
「ほんとだ・・・すごい」

多分・・・ですが、庭で焚いた白檀の香りでした。

奥様が「いいかおり」と言いながらその部屋の窓を開け始めました。

「せっかくのいいかおりなのにすいません、半年近く締めたままなので」

「お坊さん、本当にありがとうございます、こんなに・・・すごいですね」
とTさんが握手を求めてきました。

「いや、本当にお話した通り、まぐれなんです、たまたま、なんです。
だから勘違いしないで下さい、私が何か特別な技とか能力を持っている訳ではないんです」

Tさん
「でも、あの庭も、この部屋も、全部終わらせてくれて、私たちを助けてくれたのは間違いないです」

「あの・・・多分、なんですが・・・「嫌なものを祓う」的なものは私たちの教義には基本無いんです、
だから、庭でも、ここでも、私は浄土に行って欲しいと願ったんです。

単純に、それが良かったのかもしれません・・・だからお二人も、一緒にそう願って頂けませんか?」

そう言ってまた庭と同じ様なお弔いを行いました。
208:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
同門の大先輩の言葉に「怪は4種に体系化される、偽怪、誤怪、仮怪、と真怪である」
というものがありますが、私には今ここで経験したことがどれに当てはまるのか、
そんなことを考え始めてしまいました。どうせ説明がつかないんだから、とも思ったのですが、何かスッキリもしない、小説やドラマ、映画などではないので、現実ってこういうものでしかないんだろうとも思いましたが、何かスッキリしない気持ちに納得が行きませんでした。

Tさんと奥様に散々お礼を言っていただき、良ければご馳走したいから泊まって行って欲しいとまで言って頂きましたが、明日の予定もあり、丁重にお断りして今日中に帰りたい旨を伝えました。

随分と長い一日だったなぁ・・・というか本当にこれで終わったのかな?
色々と思うところもありましたので、お二人に、正直にその事も告げて、帰路につきました。
帰りもTさんご夫妻が送って下さったので、車中で色々話をしました。
Tさん宅から出る頃にはまだ陽が残っており、周辺を再度、行きとは違った見方で眺めていました。

暫くすると最初の人家、ある意味お隣さんのお宅が見えて来ました。
「あっ・・・」と私は声を出してしまいました。

「え?」Tさんが急ブレーキを踏み、車が停車しました。

Tさん
「お坊さん、どうされました?何かありましたか?」

「あのお宅の屋根、見て下さい」

奥様
「きゃー!」

その人家の屋根には物凄い数のカラスがとまって?溜まっていたのです。
本当に初めて見るくらいの物凄い数でした。
あまりの光景だったので携帯で撮影しましたが、窓ガラスをおろして撮影をしようとすると
何故か大半のカラスが飛び立って行きました。音を立てたわけでもないのに。

Tさん
「あれ、何か関係あるんですかね?」

「わかりません・・・でも飛んで行ったしTさんのお宅じゃないから大丈夫だと思いますよ」

209:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
その家に行ったのか
又はその家の人の呪い的なモノを返したのか
本当に全く無関係なのか

気になる

210:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
>>208
>>209
自分もそれ思いました。
よそ者を快く思わない近隣住民が生き霊的なものを飛ばしていたとか…?
211:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
そう言った瞬間、私は「わっ」と声を上げてしまいました。
Tさんも、奥様も「どうしました!」と大きな声を出しました。
「すいません、携帯が急に鳴った(サイレントバイブが急に反応した)んで驚いてしまって、
すいません、本当にビビリなんです」


Tさんも奥様も笑って下さいました。
ただ場を和ませようとしたわけでなく、急にメールが届き始めたのです。

「留守電着信」がどんどん届きます、同じく通常のメールも・・・

何でTさんのお宅で届かなかった?普通に不思議に思い
「あの、Tさんのお宅の範囲って携帯圏外じゃないですよね?」
とお聞きすると

Tさん
「え?そんな訳ないでしょ(笑)じゃあどうやって私がお坊さんに電話出来るんですか(笑)」

「ははは、そうですよね、すいません」
留守電を車中で聞くのも何なので、メールを見ると家族からでした。
だいたいの時間しか言って来なかったので、普通の仏事にしては時間が掛かりすぎていて、
しかも電話も繋がらないので、心配しての内容でした。


某県の最果てに近い場所まで来てるので時間が掛かった、今帰ってます。
と返信しました。余計な心配はさせたくないので不可思議な件は話すつもりはありませんでした。
とにかく、細かなところで変なことが起きる日でした。

無事に帰宅し、Tさんご夫妻はとても丁寧にお礼を何度も言って下さり帰られました。
帰り際に「もしまた何かあれば連絡下さい」とは言いましたが何も起こって欲しくはありませんでした。
その日は勿論ぐったりで風呂の中で寝てしまうくらいの疲れ具合でした。
213:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
さっき書き忘れましたが、帰宅後は、真っ先にご本尊に普段以上にお礼を伝えました。
風呂あがり後は、夕食もとらずに寝てしまいました。

翌日、疲れを引き摺りながらお勤めを果たしている中、どうしてもスッキリしないので、
そもそもTさんご夫妻はどういう方達なのか、聞けてない話があってそれがあの起因になってたりしないか?Dさんに聞いてみることにしました。

Dさんとは、もう3年以上お会いしてなかったんですが、そんな私を何故推薦したのかも直接聞いてみたかったのもありました。

携帯番号にかけましたが、呼び出しはするけども電話口には出てくれません。
数時間後にかけましたが同じ状態、翌日も同じ。
流石におかしいなと思って、翌々日に電話して出てもらえなかったら、会社に電話しようと思いました。


その日も何度か、トライしたら昼過ぎのタイミングの電話に反応がありました。
「もしもし、Dさん?○○です、ご無沙汰してます」

「はぁ?あの違いますよ」と女性の声での返答。

「え?Dさんの携帯ではありませんか?」

「いえ、違います」

「大変失礼しました」掛け間違えたかな?再度掛けてみました。
するとやっぱりさっきの女性・・・ん?何で?

「私2年前からこの番号なんで前の方番号変えたんじゃないですか?」
なるほど・・・そういうことか(笑)

先日の件が影響して何でも不可思議な事に結びつける自分が恥ずかしくなりました。
女性にお詫びを言って、Dさんから以前頂いた名刺を探しました。

そして代表番号に電話をし、「○○と申しますがDさんをお願いします」と伝えると、
「Dですか?あの、失礼ですがどちらの○○さまでしょうか?」
と何か不信感を持った声で尋ねられました。

214:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
「あの数年前の□□でご一緒にお仕事させて頂いた○○なんですが・・・」

「あぁ、あの時の」と声色が急に普通に戻りました。

「私家内です、ご無沙汰しております」

「あ、奥様でしたか、ご無沙汰しております。で、Dさんをお願いしたいのですが」

「あの・・・申し訳ありません、Dは3年程前に亡くなったんですよ」

「!」

「もしもし?」

「あ、すいません、お亡くなりになられたんですか?知らずに大変失礼しました申し訳ありません」

「あ、いえ、お知らせ届いてなかったですかね?」

Dさんは3年前に心不全で亡くなっていました。
ぞっとしました。

じゃあTさんはいつ私を推薦されたのか?
何が何だかますます混乱しはじめました。
なので、Tさんに電話し、いつDさんから私を紹介されたのかお聞きしようと思いすぐに電話しました。

216:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
>>214
えっ…
215:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
「もしもしTさん、坊主です」

Tさん
「あ、先日は本当にありがとうございました。
あれから家の空気がスッカリ変わって本当に助かりました。

あれからおかしなことは一切おきてないです、
それどころか、もう、あれなんですよ、匂いがね、
お坊さんが焚いてくれた白檀の匂いが残ってる感じで、
家の中が元通り明るくなって家内も物凄く感謝してるんですよ」


「あ、それは、良かったですね、お役に立てて幸いです。
でも他の人に私のことは言わないで下さいね。本当に解決する様な能力とかないので」


Tさん
「勿論、あの日もお約束しましたし、
ウチだってそうそうこんなことあったなんて言えませんから安心して下さい、
お約束は守りますし、お坊さんはウチを助けてくださったかたなんですよ感謝ばかりです」


「あの、ちょっとお聞きしたいことがありまして、宜しいでしょうか?」

Tさん
「はい、なんでしょう?」

「あの・・・Dさんからいつ私を紹介されたんでしょうか?」

Tさん
「・・・。」

「もしもし」

Tさん
「はい」

「あの、Dさんからいつ頃、どういう風に私の事をお聞きになったんでしょうか?」

Tさん
「お坊さん・・・」

「はい」

Tさん
「もう全部解決したんですから、終わりにしましょうよ」

「え?」

Tさん
「お坊さんはウチを助けて下さった。それで良いじゃないですか、もう終わりにしましょう」

「え?・・・」

Tさん
「では、失礼します」
217:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
何それ…
219:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
「あの・・・」
電話は切られてしまいました。

なんで?これ、なに?

ますます混乱する中、この話を書き始めた6/14に外出から帰宅すると家族から
「昼間、仏事のお尋ねの電話があったわよ、あなた指名で、Dさんからの紹介なんですって」
と言われ、今日までその混乱が収まっていません。
もう2日経ちましたが、そのお問合せの件に私はまだ電話出来ていません。
家族からも早く連絡しないと失礼だから、と毎日言われていますが、怖くて出来ません。

で、携帯で写した写真3枚、確かに保存されていたのですが、
最後のカラスの屋根の家、以外の2枚は、真っ黒な状態にしかなっていませんでした。
PCに移してフォトショップでコントラストあげてみたりもしましたが、
真っ黒な状態から変化はありません。
証拠がなにもないので、最初に書いた通り僧侶の立場もあり、身近な人間に話す事が出来ないんです。

ここまで不思議で変な出来事に遭遇したのは初めてです。
創作でないので、オチなどもないのですが、
読んで頂いた皆さんで何か感想みたいなものを頂けたら幸いと思い、駄文ですが書いてみました。

長々申し訳ありませんでした。
読んでいただいたかた、ありがとうございました。

何かご意見、頂けましたら幸いです。 合掌

220:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
(((;゚Д゚))) …
220:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
未解決…ってか(((( ;*Д*))))
225:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
Tさん夫妻の枕元にDさんが立って
「この怪事は○○さん(お坊さま)にしか解決できない」と言ったりかなぁ。

でもそれくらいだとお坊さんがTさんにDさんの事を聞いた時に教えてくれそうだしなぁ…。

とにかくお疲れ様でした。
226:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
謎やなぁ、Tの言いたくない理由が分からん
何かしらのコンタクトがあってDと話してる筈だからそれがおかしな形でも言うと思うんだけど
分からん
232:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
実はTさん夫妻が成仏できてない霊でタヒ後の世界?でDさんに相談 
それをお坊さんが解決
タヒ後の世界?でお坊さんの事が評判になる
別の成仏できない霊がDさんに相談
またお坊さんに成仏の依頼がくる
だったらロマンチック
237:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2016/06/16(木)
こう言っては失礼だがこのお坊さんの場合は
読み物として面白かったし読みやすかったし
創作か実話かはこの際どっちでも良いかなと思いました

6月14日の件如何では続編も気になりますね
だけど一先ず長文お疲れ様でした
こんな不可思議な体験を細かく思い出すのも大変だったろうと心労お察し致します
お坊さんに平穏な日が訪れますように
長文にて失礼しました

引用元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1465787787/

1000: 名無しの心子知らず

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